大張みたいなタイミングは、メカ作画の延命治療でもあったと思う。だけど、それと同じくくらい弊害もあった。
羽原・佐野系のもっとしつこいタイミングの方向もあったけど、2000年以降のメカアニメ、例えば種とか種死とかはほとんど大張のタイミングで構成されてしまって、つまるところ大張パンチのようなタイミングでメカ作画を画一的になってしまった。あの時代、コードギアスのKMF作画はいちばんタイミングは様々だったんだよね。ガンダムという後ろ盾なしで、コードギアスが大ヒットしたのはそういうところに一因がある。
大張作画といえば、イクサーとかのまだ定規使う前のスタイルを後継させるべきだった。
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