2015-09-12

ちょっと怖いむかしはなし

昔々ある夫婦がいました

夫が病気にかかったとき、村はずれの医者相談したところ

この粉を飲んでここで寝なさいと言ってくれました

布団は真っ白でした

夫は白い色の薬を飲み、横になりました

するとみるみる気分が良くなり治りました

帰って妻に伝えると、医者感謝してくれました

別の日、又夫が病気になり、医者相談しました。

この粉を飲んでここで寝なさいと言ってくれました

布団は緑色の木が侵食していました

夫は緑色の薬を飲み、横になりました

するとみるみる気分が良くなり治りました

帰って妻に伝えると、妻は気味悪がりました

別の日、又又夫が病気になり、医者相談しました。

この粉を飲んでここで寝なさいと言ってくれました

布団は緑色の木が侵食し、紫の苔が生えていました

夫は紫の薬を飲み、横になりました

するとみるみる夫の体は植物侵食されていき

動けなくなりましたが

妻が飛んできて布団から引きはがしてくれて、助かりました。

別の日、今度は妻が病気になり、医者に連れて行きました

この粉を飲んでここで寝なさいと言ってくれましたが

妻は頑固として拒否し、家に戻りました

病気は治らず体調は悪くなる一方

夫は妻に内緒医者に行き薬をもらい

食事に混ぜて妻に飲ませ始めました。

やがて妻の体は緑色になりました

妻の体は崩れ始め、中から木の屑が出てきました。

それを医者に見せたところ、紫色の薬をくれました。

食事に混ぜて妻に飲ませ始めました。

妻の体は作り替わり、なんだかわからない奇妙な生物に変身しました。

そこで夫は気づいたのです。

「ああ、モチモチ屋だった・・・

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん