去年あたりから、行政が災害に対して敏感になっている。
特に伊豆大島や広島の土砂災害で、初動対応が遅れたのがずいぶん叩かれたが、あれがよほどこたえたらしい。
携帯に送られてくる、エリアメールの数がやたらと増えた。
しかし、逆に言えばそれ以外は大して変わっていない。肝心の防災工事は土地の買収だか予算だかが原因で、
なかなか進んでいないのが実情だ。こうなると、あのエリアメールにしても、
「大したことなさそうだけど、万一やばいことになったら責任問題だし、とりあえず乱発しとくか」
的なやる気のなさしか感じられない。
近い将来、エリアメールが流れてきても、「またかよ……」と流されるようになるのかもしれない。
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