2015-02-04

恵方巻きだけじゃない ~商業主義に明け暮れる節分

節分蕎麦』なるものを食べた。半額シールが貼られていたかスーパーで買ったのだ。

昔食べられていた食い物らしい。

ただ、いくら御託を並べられても心には違和感が残る。なんだよそれ、という気持ちだ。

売り手もキツさが分かっているのだろう。なぜか煎った大豆の小袋が付いていた。『鬼は外!』と言いながらまくアレである

また『今日はハレの日なんだゾ!』と念押しするように海老天も乗っている。

資本主義の末路を見るような思いで私は蕎麦を食った。

ノルマ達成のために奔走する小売業者が、毎日終電で帰る商品企画部の社員が脳裏に浮かんだ。

社会はどこまでも繋がっている。無理のシワ寄せはきっと私に返ってくるだろう。なお、蕎麦は大変美味であった。

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