最近は、くじらの値段が高くなったので、高級料理になってしまった。
よく食べていたころは、他の肉や魚よりも安かったのだろうから、それと比べると7倍以上すると思う。
なす 1から2個
みそ おたまに半分
水 1L
鯨は、短冊切りにする。黒い皮の部分は、少しずつ付いているようにすると歯ごたえがいい。
普通に味噌汁を作る要領で、お湯を沸かし、先にくじらを入れ、火が通ったら、なす入れる。
なすに火が通ったところで、火を弱めて、みそを溶く。おたまの中で溶いて、溶けたものをなべに入れていくとだまにならない。
思い出の味ってやつだ。少し油の浮いたスープにコリコリとしたくじらの食感が織り成すハーモニー。みそのうまみと渾然一体となり、なすが一服の清涼感を醸し出す。