■耐え難いV字

　クールビズなどという言葉を盾に、やたら胸元を誇示する男があまりにも多い。見たくもないものを見せられるこちらの頭は、もはやどうにかなりそうである。

　そのむさ苦しいV字地帯に、果たして価値はあろうか。推して知るべしである。あっけらかんと半裸になるとか、そういった話ならまだしも、ある種チラリズム的に、続きはベッドでといった具合に攻勢をかけてくるから、余計に始末が悪いのだ。

　当人には、単に涼感を意味する「クール」を感じているといった意識しかないのかもしれない。しかし、その見た目は到底クールとは言えず、品性という品性がだだ漏れになっている現実に、どうにか目を向けてほしいと切に願う。

Permalink | 記事への反応(1) | 20:11

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