2014-07-11

多分勘違いからアレは始まったのだと思う

アレについてそろそろ10年目になるので、節目で。

宝くじが当たったのではないか、という噂が村中に広がる。

拡散したのはAという人物。

Aは私にコンプを持っていた。多分、虫の名前ひとつ余計に知っていたとかいう、下らない理由だ。

私はそんなことはうち忘れていた。

宝くじも、Aの誤認、ひょっとしたら悪意かもしれない。

村人の私を見る目付きは瞬時に変わった。しかし面と向かっては聞いてこない。そりゃ乞食みたいだからね。

私はそんなもん引きもしていない。

この事実が村人に了承されるまで数年かかった。

ところが、今度は誰からともなく、「噂が立つくらいなんだからいつか必ず当てるだろう」とメチャクチャなことを言い出した。自分等の勘違いを認めたくない人々がそれに飛び付いた。

宝くじが当たるはずのゆるキャラ扱いは何年か続く。

で、先年、いつまでも宝くじを当てられない私に(そりゃそうだ、引く気もないんだもん)業を煮やして追い込みをかけた。包囲網(笑)かいうやつな。

私は適当にハズレを引いてやって、もうおめえら面倒だから構わないでくれと願った。

村人は諦めてくれるかな。

多分、中にいる自分たちの過ちを認めたくない人がまたまたひねくれて、私に新しい宝くじでも引かせようとするかな。

おら、こんな村イヤだ、まじで。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん