2014年4月1日より消費税が上がる。現状の5%から8%へ、だ。
まあ、それはいいとしよう。
問題は、それによって値上がる缶の飲料水について、だ。
消費税が始まる以前の自動販売機での基本料金は「100円」だった。
1989年4月1日に消費税が始まり、3%の税金がつくことになって、自動販売機で売られていた飲料水の基本料金が「110円」に値上がりした。
1997年4月1日に消費税が3%から5%へ値上がりし、それに伴って自動販売機での基本料金が「120円」になった。
2014年4月1日に消費税が5%から8%へ値上がりする予定だが、自動販売機での基本料金は「130円」になるという。
1989年以前の缶飲料水基本料金は「100円」だった。そして今年の4月1日から行われる消費税の値上げで「130円」になる。
おかしい。
消費税前は「100円」で、消費税が8%になることで基本料金から「8円」だけ上がることになるのだから、「108円」になるはず。
1円単位が自動販売機では無理だったとしても、値上げしても「110円」で収まるはずじゃないのか?
まあ1989年と比べて20年以上経っているから「10円」の値上げじゃ無理で「20円」になるのもいいだろう。
そもそも「120円」に値上げしたときは「110円では消費税値上げに対応できないため」といった理由だったが、その時点で過剰値上げだったはず。
過剰値上げだったのだから多少の税率変更には対応できる余裕があったのに、それが今回、消費税が3%値上がることで「消費税値上げに対応するため」という理由はおかしいだろ?
自動販売機の値段なんて、ぶっちゃけ言い値だからな。ダイドーとかキリンは100円だし、もっと安いのもある。問題は「それでも買う消費者がいる」だけ。 商品というのは売る側が値段...
原材料費やら人件費やら輸送費が値上がりしてるんだろ(棒