紙から情報を得るしか無かった昔、書店や図書館で「必要な情報」を探して記憶するのが普通だった。
頭のなかは、役に立つ(だろう)情報でいっぱいに出来た。
積極的でなければ何も得られなかったので、積極的に行動していたと思う。
ネットに繋がっているのが普通になった今、気になるものを手当たりしだいにブックマークしていって、「必要のなくなったもの」を探して消すのが普通になった。
頭のなかは、要らない情報でいっぱいになった。
積極的である必要がないので、積極的に動くことはなくなった。
自分のネットとの関わり方が悪いだけなのか。
それとも副作用の強い薬のように、慎重に使いこなす必要がある劇薬であって、誰でもおかしくなってしまう危険を含んでいるものなのか。
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