まだ就活を続けている。
ここまで来ても採用されないのは、どこか悪い点があるんだと思う。
八月半ばに受けた会社は、連絡がなかったため「あぁ落ちたんだな」と思っていた。
一か月後の九月半ば、夜十時にその会社から不在着信が残っていた。
折り返すと、「採用担当がいないから、翌日電話させる」とのこと。
でも、連絡は来なかった。
途中こちらから電話をかけるか悩みもしたが、結局かけないまま今日に至った。
そして、先ほどメールを確認したら、九月半ばに「電話で直接お返事したいので、また連絡する」という旨のものが来ていた。
他の多大な広告メールやリクナビ・マイナビからのメールに埋もれた「それ」に気づくことのないまま、未読のままだった。
受かっていたかどうかは分からないけれど、このメールを見ていたら絶対に俺から連絡をしていただろう。
以前も、出版社の一次通過メールに気づかないままだったことがある。
こうやって、折角芽が出たところを自分で踏みつけて、あぁ花が咲かないと勝手に落ち込んでしまうところが、悪い点の一つなのだろう。