あるSSRI(平たく言うと抗鬱薬)が認可されたばかりの時、丁度病んでいて処方された。
当時は「欝っぽい」程度の症状で、今考えればそんな薬飲まなくて全然よかったと思うが、ちょっと病んでる俺、に陶酔していた所もあるんだろう。
その薬を1錠飲み、しばらくした時、当時4階に住んでいたのだが「飛び降りたい」という衝動が抑えきれなくなり「これはヤバい」と布団にくるまってガタガタ怖くて震えた記憶がある。
ここで気になったのは「死にたい」ではなく「飛び降りたい」という気持ちしかなかった事だ。
さらには「死」に対しては「しにてえ」程度の冗談レベルでしか考えていなかった事もある。
あれは本当奇怪な経験だった。
そして飛び降りにて自死・精神科通院歴あり的な話を聞くたびに、それは死にたかったのだろうか、或いは、 なんて考えてしまう。