その元カノがどういう理屈でそう言ってたかはわからんが、「戦争絶対反対」というのは(特定の文脈でない限り)意味をなさないんだよ。
戦争は外交の失敗だ、という言葉があるように、平和な関係を保つのに失敗した状態が戦争なわけ。「失敗反対」ってやみくもに唱えてても失敗がなくなるわけじゃないだろ? 失敗しないためにはどうすればいいか、普段から考えてセフティネットを準備しておいたり、失敗の兆候を早めに見つけて手を打ったり、そういうまめな作業でしか、失敗は防げない。
ある特定の時代の特定の国との関係において、「もう打てる手段はすべて打ったけど無理。戦争しかない」「いや、まだ打てる手があるはずだ」っていう議論になることはある。その文脈で、「今、平和を諦めることに反対だ」という意味で「戦争反対」っていうならわかるけどね。