調べれば得するんだから、調べない奴が悪い。 というのは1つの価値観としてその通り。間違ってはいないと思う。
しかしながら、調べないと得しないように作っておく。購買側の無知に付け込んで利益を上げる。というのは、それとは別問題だ。
前者は、一般的な知識ではなく、広く公開されている知識でもないが、一生懸命調べると、新しいやり方があって、それを調べてやると得するということで、それを人は発明と呼ぶ。
他方、一般的な知識ではあるが、既得権益などでその知識を隠すことで、調べればわかるんだが、情報格差を作り、その上で利益を出すのは、弱者食いと呼ばれるべきものだ。
程度の差はあるし、なんでもかんでも、弱者食いではないし、なんでもかんでも、調べなくていいとは思わないが。
購買側の無知に付け込んで利益を上げる、のと 調べれば徳をするの間には、大きな溝があるということは、議論の大前提にするべきだと思う。