2011-09-18

駅前のコンビニバイトしてたハタチくらいの清楚な娘。

彼女に会いたくて、俺は毎日コンビニに通ってた。

代アニ生の俺は金が無いから、買うのはいつも缶コーヒー1本。

「袋にお入れしますか」

「そのままでいいです

コミュニケーションは何時もその会話だけだったけど、俺にとって何より大事時間だった。

なのにその夏の終わり。彼女は突然髪を茶髪にし、化粧をしてレジ打ちをしていた。

俺の中で何かが壊れた。

「そのままがいいって何度も言ったじゃねーかよ!!」

叫びながらコンビニ中の棚を倒して回る俺。泣き叫ぶ彼女。そして聞こえてくるパトカーサイレン

今でも思い出す。5年前、36歳の夏の日。

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