2011-03-29

絵を描くモチベーションについて

なんかモチベーションって、自然にしてれば勝手に上がっていくのに、

自分の考え方が悪くて下げてしまってることが多いんじゃないかと思う。

上手い下手は別として、絵を描くことそれ自体は楽しいことでしょう。

そしてその楽しさに焦点を当てている限り、もっと描きたくなってモチベーションは上がっていくと思う。

でも、描くこと自体じゃなくて、描いた結果副次的に生じることに目を向けてしまうとモチベーションはがんがん下がっていく。

例えば、上手く描いて褒められたいって思ってやってると、上手い絵が描けなくて褒めてもらえない→

望むものが手に入らなくて不満になる→絵を描くのが嫌になる。

あとは自分より圧倒的に上手い若い人を見て、俺才能ないのかな……とか、

幼い頃から描いてないと上手くなれないのかな……とか考え出すとやる気なくなる。

他にも上手くなりたいという気持ちばかり先行して、自分はとてもできないような練習量を設定して、

やっぱりそれをこなせなくて、俺はダメな奴だ……とか勝手に思ったり。

こういうのは「認知のゆがみ」ってやつに近いものかな。

考え方ってのは結構癖になってしまってて、無意識に同じ思考回路を辿ってしまうことが多いと思うし、

なかなか変えられるものでもなかったりする。

でも、よくない考え方を「やめればいい」だけで、新しく何かをする必要はないんだから、そこまで難しくはない。

で、どうやって変えていくかというと、まず自分でよくない思考回路に入ってしまっているんだと気付くこと。

気付いたら、どういう考えでそこに至ってしまたかを書き出してみる。そして本当はどうしたいのかも書き出してみる。

頭の中で考えてるだけじゃだめだと思う。見える形にした方がわかりやすい。

絵に限ることではないと思うんだけど、モチベーションを上げようとしなくても、

自分いかに気力を削いでいるかに気付いて、それをやめるだけで充分なんじゃないかね、趣味でやる分には。

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