Wordで論文を書こうとすると執筆時間の半分は図表の位置が勝手にずれるのを修正するのに使われると思ったほうがいい.
もちろん,アンカーの概念とか図表の回りこみオプションとかは理解しています.Wordについて文句を言うと,いちいち,既に知っているのに,「Wordについて知らないのが悪い.図表の回りこみオプションって知っています?」みたいな返答をするやつがいて頭に来る.そういう人に限って,図表の回りこみオプションの指定方法程度の知識しかない.
こういう概念を理解していても,Wordは図表の位置調整にTeXの10倍ぐらい時間を取られて,実に執筆時間の半分ぐらいは図表の位置調整に使われますよ.
なにせ,アンカーや図表の概念を理解していても,バージョンが新しくなるたびに,それらのオプションが以前のバージョンとは違うところに隠されてしまうので,新しく探さないといけない.
Office 2010とか入れるんじゃなかった…古いWordの使い方情報から,新しいWordでどこにそのオプションがあるのかをさがす作業に,執筆時間の8割が取られます…トホホ