2011-02-17

http://anond.hatelabo.jp/20110217052218

別に「血液型性格に関連がある」と主張したいわけじゃないんだけど、そういう判断ってむしろ統計的手法の方が間違ってると思うんだよね。

性格」なんつーもんを量的な指標で表現しようとするのにも問題あるし、それを取り扱う確率モデルやそれに基づく推定手法もおかしいと思う。

(正確に言うと現在統計的手法の適用範囲を超えてると思う)

経営戦略やら政策やらの判断はどう頑張っても統計学じゃできないわけで、人間の脳による総合的判断の方が正しいというケースは往々にしてあると思う。

てか実験心理学とかその辺の論文って、初めに結論ありきでそこに無理矢理落とし込むための儀式として統計が使われてるだけな感じのものが多い。

最初に決めた結論を支持するような結果が出る手法を恣意的に選択して使ってたりする。

でもそれって必ずしも間違いってことじゃなくて、要は「人間総合的な判断」を信頼してるってことだったりもすると思う。

記事への反応 -
  • Q あなたは血液型と性格に関連があると考えますか? A1 関連はある → 科学リテラシー無し A2 関連は絶対に無い → 科学リテラシー無し A3 おそらく関連は無いが、わからない...

    • 赤血球に生えてる毛(糖鎖)の構造がちょっとずつ違うんだっけ? それが性格というか、脳機能とかニューラルネットの構造に与える影響は絶対に無いとか言いきれるもんなのかなーと...

      • 可能性の話をすればそりゃ「あるかもしれない」でしょう。でも同様に、影響を与えるかもしれない因子は無数にあるんで、「どのくらい影響があるか」っていう量的な話を抜きにして...

        • 別に「血液型と性格に関連がある」と主張したいわけじゃないんだけど、そういう判断ってむしろ統計的手法の方が間違ってると思うんだよね。 「性格」なんつーもんを量的な指標で表...

      • 「絶対無いとは言い切れない」 というのが、科学リテラシーの一番大事なところだと思う。

    • 元増田です。 自分がこの質問に答えるとしたら以下のようになります。 「生物学(遺伝学)としてはおそらく関係ない。日本に限って言えば心理学的には(後天的な教育の結果として)...

      • 生物学の学生って数字を扱う部分、「どういう実験モデルでどういうデータをとって、どういう統計処理をしたら」という部分をすっ飛ばしたがる気がする。 心理学の学生はそっちに傾...

    • なんか、そういう後天的な影響で、A型が有意にステロタイプに矯正されているという話は聞いたことがあるが。

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