はてなキーワード: 硝子戸の中とは
横から失礼するわね。「美文」ではなく、「歯切れのよい文章」を、書いてある内容ではなく、文体(「だ」の使い方、体言止めの使い方、など)に注目して読むといいと思うわ。あなたが読んでみて「これは、読みやすい文だな」と思うような文よ。
あなたの元の文からは、夏目漱石がお手本になりそうな気がするわ。もちろん、単語や内容は明治時代のことだから古いけれど、その分、「文体」が見やすいのではないかと思うわ。例えば、そうね・・・
小説では『坊っちゃん』 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_14964.html
随筆では『硝子戸の中』 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/760_14940.html
それから、日本語の言葉のリズムという点では、落語に勝るものはないと思うの。落語は様式美の芸だから、最初はどの噺家さんのものでもいいと思うわ。YouTubeなどで動画を検索して、音声だけ聞いてみてごらんなさい。たくさんの落語を1ヶ月ほど聞いているうちに、「言葉のリズムってのは、こういうことなんだなぁ」ということがきっとわかってくるはずよ。
元の文は悪くないと思ったわよ。がんばってね。