■サンクコストバイアスとカルト

「何らかの物事で多大な努力を費やした人が、その努力の非効率性とか、あるいは根本的にその努力自体無駄だったことを認めようとしない」は普遍性が高い

まあ要はサンクコストバイアスなんだけど、こういうのが積み重なってカルト的な信念が形成されて、科学的でもない、合理的でもないことを言い始めるんだなと

• ○○国は悪(or 善)だと何十年も言い続けた国に、悪(or 善)ではない側面がたくさんあることを指摘しても無駄
• 10年浪人して東大入学する気です、という奴にその学歴を得るために失う機会費用のほうが大きいことを言っても無駄
• 世界平和のために行動している！と言って何年も活動している人に、UNICEFなどのプロの団体にその行動に費やした金を投資したほうが効果が高いと言っても無駄
• 「僕は学校で成績が良かった」「僕はあの時に入社した企業で優秀だった」など過去の栄光を信じる人に、今何をやるかが重要だと言っても無駄

Permalink | 記事への反応(1) | 16:56

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