小学生低学年の時に、土日に山や川に遊びに連れて行ってくれる担任の先生がいて、正直好きじゃなかった。
いい先生とは思わなかった。時間を使ってくれる点はありがたい?ものの、
それは業務外のことであり、先生としての評価に入れていいものではないだろう。
実際、他のクラスの生徒から「ウチのクラスにはそういうの無いのにズルい」といったクレームが出ていた。
25才くらいの時。
同窓会の飲み会にわざわざ来てくれた先生は、自分の隣の席に座るなり、
「なんか最近頑張ってるらしいじゃん」と声をかけてくれた。
自分の仕事の情報が出まわるわけもなく、頑張っているわけではないので、
社交辞令というか、挨拶というか、そんなノリだろう、と察した。
とはいえ、何も知らないはずなのにその表現を選べてしまうその先生のことは、
より嫌いになった。