眠るのが困難な時は脳が複雑な事を考えたりして活性化している事が多い。
だから考えないようにしなければならない。
しかし何も考えないことは難しい。
何かより脳の活性が少ない、別のつまらない事に脳の興味を向かせなければならない。
今までやっていたのは、何かつまらない事を考えることだ。
ハサミが開いては閉じてはを繰り返すとか、セロハンテープの台の底をイメージするとか。
あやふやになるし、脳内で勝手に移動したりするし、ずっと考えてられない。
そこで身体の一部を緊張させる事を思いついた。
緊張と言っても、指を上げているという情報さえあれば良い。
結果としてそこに脳が集中できる。
これならあやふやになるとかないし。
それに気づいてまた上げる。
そしてまた下がる。
いつの間にか眠っているという算段よ。
実際よく寝れる。