2022-04-17

anond:20220417005335

主要な3つの材料は石や砂など身近なものからできているので、加工するコストはありますが原価は非常に安いです。

■ ガラスリサイクル出来る

 地方自治体リサイクルサイトには、「ガラス100%リサイクルできる」と書いてあるところがほとんどです。だからといって限りなくリサイクル可能という訳ではなく、ガラスリサイクルにも限度があるということです。リサイクルが出来なくなれば、他の物と一緒に混ぜて利用されます

 ガラスリサイクルという言葉には、次の二つが含まれています

①  リサイクル

 一度だけ使って、そのままで再使用しないもの。細かく砕いて再度ガラスに作り変えるもの。回収されたガラス瓶は空き瓶を細かく砕きたもの(カレット)となってガラス工場に戻され再度ガラス瓶が作られます

 何度でも作り直すことが出来るわけではなく、幾度かすれば、ガラス以外の材料として利用されます。例えば、道路カラー舗装材料焼成たいる、グラスウールと呼ばれる断熱材など。

→ 特殊な形状の酒の瓶、調味料の瓶、飲料の瓶(リユース体制が整っているもの以外)

②  リユース瓶(リターナブル瓶)

 そのままの形で、同じ製品となって利用されるもの。これらは人が飲んだ後、製造元の工場に戻され洗浄、消毒などを経てもう一度、中身が詰められて売られるわけです。瓶に傷や欠けがあるものは使われません。

 従って、何度か繰り返すと汚れが落ちなかったり、瓶が欠けたりして使えなくなるわけですね。そういう欠陥がなければ、何度でも利用できますが、それにも限度がありますリユース出来る回数はすべての瓶で平均で9回程度です。使えなくなったものは、リサイクル瓶と同様に処理されます

なるほど

記事への反応 -
  • たとえばこの50年くらい変わらない形状の灰皿。 日本のガラス製品は総じて高めだが、灰皿は歴史があるから安い。 最近のひゃくきんプラ製品で日本製の良いものが増えてきたのも、 百...

    • 主要な3つの材料は石や砂など身近なものからできているので、加工するコストはありますが原価は非常に安いです。 ■ ガラスはリサイクル出来る  地方自治体のリサイクルサ...

    • 砂糖やカレー粉も昔の値段で売れたら生産地の人たちは涙を流して喜びますね

      • 金属やガラスやプラといった材料系はどうやって安くしてんだろね ガラスの原料である珪砂(けいさ)の生産は日本国内では島根県太田市温泉津町の三子山鉱山が有名です。 山全体が...

    • ガラスは古代からあるのに・・・

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