2021-06-20

無口な船乗り

というタイトル文章を探している。

20年前の中学生の頃、演劇部顧問先生練習用として渡してくれたプリントに載っていたものだ。

闊達船乗りの男が一方的に喋り続け、それをセリフのないもう一人が黙って聞き続けるというあらすじだった。

外郎売りと似たような感じで、演劇放送系の発声練習として使われるニュアンスに近いかもしれない。

記憶に残っているセリフとしては(かなりうろ覚え)

「この旅が終わったら今度は向こうの海を一回りやってくるよ」

みたいな感じで、あとは港の女はイイとかそーゆー他愛もないことを酒場で話す的な雰囲気だった。

その途中で無口な男にタバコをあげるんだけど(これも一方的に)、最後

「おいおい、このタバコ持ってゆけよ」

というセリフで、相手の男が席を立ったことが分かるシーンで終わる。

なんかすげー情緒あって、未だに好きなんだがどうやって検索しても出てこない。

練習用の例文なのか、何かの文学作品から抜粋されたものなのかすら分からん

ただどうしてももう一度読みたい。

見識豊かなはてブのみんな、オラに力を分けてくれ!!

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