2020-10-14

タピオカ屋はバナナ屋のような伝統となり得るか?

地方都市さびれたシャッター商店街に行ったら「バナナ屋」のボロイ看板を掲げた店を見つけた。中を覗いてみたら店の中央テーブルバナナが数房鎮座されているだけで本当にバナナしか売ってなかった。昭和中期には高級品だったバナナ販売する流行最先端を発信する店だったのだろう。そういえば昔はバナナの叩き売りなる職業の人がいたそうだ。八百屋でも果物屋でもなく、バナナのみの販売に特化した職業の人が。

現在でいうタピオカ屋も同じようなものだろう。他のスイーツを取り扱うわけでもなく、タピオカミルクティーのみの販売に特化している。そして、タピオカミルクティーそのものとは関係ないインスタ映え意識した装飾に力をかけている。さながら、バナナ売りが商品のものよりも啖呵を切ったしゃべりに特化しているのと同じだ。

現在のところタピオカブームは過ぎて多くの店が閉店となっているが、閉店せずに半世紀も続けばバナナ屋のような伝統となるのだろうか。「これが、かつて平成の終わりごろから令和初期の時代流行ったタピオカミルクティーかぁ」、「うわぁインスタグラムだってよ、懐かしいなぁ」という具合になるのかもしれない。

  • バナナジュースの話かと思った 去年タピオカの次と宣伝されまくってたけどコロナのせいか単に流行らなかったのか知らんが聞かなくなったな

  • バナナは健康にいいから売れ続ける。 そこがタピオカ屋との大きな違い。 そして、タピオカ屋はヤクザや中国資本のフットワークの軽い連中が多いから すぐに店を畳んで、次の流行り...

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