2020-05-30

小さな旅に出たい

町のブックオフによって、ぜんぜん知らないけどなんとなくタイトルに惹かれた110円の文庫小説を買って、

それから駅に行って、ぜんぜん行ったこともない降りたこともない駅までの切符を買う

それで座席に座って、電車に揺られながら早速購入した本を読む

なんだこの設定は?なんて思いながらも気づけば熱中していて、ふと顔を上げるとぜんぜん知らない人が向かいに座って小難しそうな顔をしてる。

その裏に見える景色のどかで、その小難しい顔と妙に対比になっているようで心の中で少し笑ってしまうんだ。

知らない駅に降りたら駅前商店街を歩いて、パン屋を見つけたらそこに入って好きなパンを買って少し歩く

公園があったらそこに入って日陰のベンチに座ってパンを食べて、本を読んで、疲れたら顔を上げて公園に居る人たちをふっと見てみる

心地よい風が吹いてて公園には親子連れカップルやらがいてみんな楽しそうで、見ているこっちも少し楽しい気分になる。

本を読んで疲れてうとうとしたっていい。風が肌に優しくて気持ちいい。

夕方になったら駅前居酒屋に寄ってお酒は強くないから少し飲んですぐ気持ちよくなって、あとは酔いに夢心地電車に揺られて帰りたい。

そんな日常を、またいつものように体験したい

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