2016-04-14

俺はダサいという紛れもない事実

俺はダサい

まず、顔がまずまずだ。いや、まずまずじゃない。正直、まずい。こりゃまずい。

から下もダサいいくらオシャレをしてもダサさに拍車をかけるだけだ。

言動ダサい仕事でもちょこまかとミスをする。

…と、こんなふうに匿名では「俺はダサい」と言うことが出来る。

しか現実世界では「俺はダサい」などとは口が裂けても言えない。

それは、『俺がダサいこと』はあまりにも事実すぎるからである。寸分違わぬ事実からである。俺がそんな事実を述べようものなら、周りの人間は「確かに」と思う。すげぇ!確かに!!と。

そしてそう思った後に大人礼儀で「そんなことないですよ」と俺に気を使わなければならない。

俺としては、そんな気を使わせたくはない。周りの人間に嘘をつかせるわけにはいかない。

本来、「わたくしはダサいのです」という発言は、ダサくない人間がするものなのかもしれない。

ダサくない者が「わたくしはダサぁございます」と言えば、周りは「いやいやダサかぁないですよ」と惜しげもなくフォローできる。

はいつもダサくないふりをして生きている。『ダサいけどダサくないんです』という顔をして歩いている。

冒頭でも述べたが、最後事実再確認したい。

拙者はダサい

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