同期は非常に優秀で,アプリの開発とかを請け負ったりベンチャー企業でバイトをしていたりする.その他にもスタートアップとか,新規事業とか,そういうことに興味があるみたいで,僕の知らない仲間と一緒に,事業を立ち上げる準備をしているらしい.
そんな話を会う度にされている.正直辛い.
僕は何もしてない.何もしていないというか,普通に卒論を書いたりするレベルのことをしているだけ.ちょっとしたコードとかソフトウェアは,書いてGitHubで公開したこともあるし,仲間内で使うためのツールなんかを作ることはよくある.けれど,広く人に使われるサービスとか,アプリケーションなんかは全然作ったことがない.
だから,彼が眩しくて辛い.何もしていない自分が情けなくて辛い.
君はそんなことやらないの?と言われて,「うーん,今はアイディアが無いから」とか適当にごまかして何もやっていない自分が情けない.
今関わってるやつ全部失敗しろってちょっと思ってる自分が情けなくて辛い.
その同期が,一緒にやっている仲間を馬鹿にしているのを聞くのも辛い.
そうやって人の粗ばっかり探す自分が情けなくて辛い.
森山直太郎「四月になれば、四月になるさ(楽観)」