2015-11-23

自分自殺しないと人類が全滅すると固く信じて自殺した人の、

その信念が妄想だと確定するのは実はけっこう難しいのではないか。せいぜい妄想っぽいくらいで。

とりあえず、実行に寄与しただろう、人類が全滅するよりは自分けが死んだほうがマシって考えは妄想ではない。

まずいのは、既遂後には自殺しなかった場合検証不可能なところだ。

仮にそのひとを長期間拘束するなりして、いつまでたっても人類が全滅しなかったなら、

一応はその人の問題の信念は妄想だったとは言えるだろう。

今までそういう考えを抱いて自殺しようとした人々を何度も長期間拘束したが、

人類が全滅したことはなかった、ということで、今度もまあ妄想なんじゃない、くらいでいいんだろうか。

問題の信念はおそらくは多くの宗教的信念群によって支えられているだろう。

その中には事実に反するものも多く含まれるだろう。

動的に言ってみるなら、その事実に反する信念群が問題の信念を導く過程に多く含まれいるかもしれない。

そのとき過程事実に反する固い信念があることを問題の信念が妄想であるとする理由としたら、

おそらく宗教の熱心な信者にはだいたいは重い精神病の症状があることになるだろう。

本人が神の罰する声だと考え、神の監視によるものだと考えている経験があるとして、

それらが幻聴と被注察感であると言えて、その影響によって

自分自殺しないと人類絶滅するとか考えているなら、

妄想だと断じてもいいのかもしれない。

  • ここには他人に自殺して欲しいと思ってるようなクズがたくさんいるから そいつらを措置入院させて検証してみたらどうかな

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