その信念が妄想だと確定するのは実はけっこう難しいのではないか。せいぜい妄想っぽいくらいで。
とりあえず、実行に寄与しただろう、人類が全滅するよりは自分だけが死んだほうがマシって考えは妄想ではない。
まずいのは、既遂後には自殺しなかった場合の検証が不可能なところだ。
仮にそのひとを長期間拘束するなりして、いつまでたっても人類が全滅しなかったなら、
今までそういう考えを抱いて自殺しようとした人々を何度も長期間拘束したが、
人類が全滅したことはなかった、ということで、今度もまあ妄想なんじゃない、くらいでいいんだろうか。
問題の信念はおそらくは多くの宗教的信念群によって支えられているだろう。
動的に言ってみるなら、その事実に反する信念群が問題の信念を導く過程に多く含まれているかもしれない。
そのとき、過程に事実に反する固い信念があることを問題の信念が妄想であるとする理由としたら、
おそらく宗教の熱心な信者にはだいたいは重い精神病の症状があることになるだろう。
ここには他人に自殺して欲しいと思ってるようなクズがたくさんいるから そいつらを措置入院させて検証してみたらどうかな