わたしはそこそこ料理うまいし、他人に振る舞えるレベルの料理をつくれる。
自分で食べても美味しいって思う。
でも、唐揚げだけ、どんなに頑張ってもかなわない。
わたしの唐揚げは、かなり美味しい。
どれくらい美味しいかと言うと、ほっともっとの唐揚げより美味しい。
でも、大学の食堂の唐揚げにだけは、どう足掻いてもかなわない。
味付けは間違えていないはず。すこしニンニク多めにしている。
衣の分量だって気をつけている。ちゃんと二度揚げしている。
なのになんで、大学の食堂の唐揚げだけ、こんなに美味しいんだ。
お肉は柔らかくて中まで味がしみてて、
噛むとじゅわっと肉汁が溢れて、
何が違うんだ。
どうしたら、こんな美味しい唐揚げがつくれるんだ。
食堂の要望コーナーに「唐揚げの作り方教えてください」と投函したこともあるけれど、わたしの知っている作り方しか返ってこなかった。
4年間、あの唐揚げを追い求めてきた。
コツでも材料でもなく、道具。 唐揚げは 道具。
揚げ物と麺類はやはり鍋がでかくないとな。 ともかくいちど学食にたのんで見学させてもらうといい。
戦いは数だよ兄貴 まぁ、それは置いとくとして、フライヤーの油の多さによる種投入時の温度低下の小ささ。 それによって素早く高温になりカラッと揚がるんじゃよー(ファー様風