下から目線の人間とのバトルに乗ってしまった時点で、それは「上から目線の説教」ということになる。
老倉の不幸自慢は、会話バトルにおいては見え見えの「罠」だ。
この見え透いた罠に対しては「そうか…大変なんだな、俺が言えたことじゃないかもしれないけど、がんばれよ」くらいのかわし方をし、仕切り直しにもっていくことがバトルとしての定石というものだろう。
阿良々木は、この見え透いた罠にあまりにたやすく引っかかりすぎている。立場は対等かもしれないけど、会話劇のバトル相手としての能力が不足している。
説教に見えてしまうのは、バトルとして負けたからこそだ。「感じが悪く見えた」それが敗北の証だ。
まあ、そういう意味で、阿良々木は物語シリーズ全体において、圧倒的な会話弱者であり、各ヒロインの印象を上げるような引き立て役として機能しているわけで、主人公としては正しい弱さではあると思うのだが、こういう「戦闘に入った時点で戦術的に負け」みたいな戦闘に気安く乗っかってしまうあたり、強者の余裕みたいなものをメタ的に感じて不愉快だったりもする。
http://anond.hatelabo.jp/20151107131728 ありがとう。わかりやすい。 しかし、ではどうすればよいのか、ってなった時に「勝負に乗らない」以外が出来ないなら それは老倉が悪いってことに成...
しかし、ではどうすればよいのか、ってなった時に「勝負に乗らない」以外が出来ないなら それは老倉が悪いってことに成ると思うんだけど。。。 だってこれは老倉が悪いもん。客...
甘やかしと表現してしまうところにおまえの器の小ささが現れているなあ
http://anond.hatelabo.jp/20151107150324 ありがとう。 あなた目線だと能動的に殴りに行ってる上条と、受け身に対応してる阿良々木という感じかな。 私は別物だろう、というところまでで止まっ...
あなた目線だと能動的に殴りに行ってる上条と、受け身に対応してる阿良々木という感じかな。 受け身に対応しているというよりは、阿良々木さんはそもそも女の子を殴りに行ってな...
http://anond.hatelabo.jp/20151107214034 ありがとう。 「本人そのものじゃなく問題と向き合っている」とか「共同作業」って言葉はしっくり来ました。 たしかに、老倉育そのものを攻撃する意図...
「そうか…大変なんだな、俺が言えたことじゃないかもしれないけど、がんばれよ」くらいのかわし方 いや、そんなんじゃかわせないだろw というか文字通り「お話にならない」だろ...
うん、だから正解はそうやって「お話をしない」ことだと思うわけ。 あくまでリアルに考えるなら、そうやって話を打ち切って、後日他所で「そういや、前にすげぇメンヘラに絡まれて...
おまえ「物語」シリーズをなんだと思ってるんだw おまえは主人公にはなれないよw
いやだからそれだとお話にならないのは承知の上だよ。 あくまでこれをメタでなく、リアルの会話バトルだと考えるのならば、メンヘラの自分語りには付き合わないという選択肢があっ...
それがないのは、物語シリーズの会話が、会話バトルじゃないからだ。 違うよ 会話バトルじゃないから、ではなくリアルじゃないから、だよ 相手を抱擁することで勝利するバトルも...
バトルじゃないとは言ってないんだよ。「個人間の対等な」戦いじゃないと言ってるんだ。 そげぶの人の戦いは、「相手の勝ちは自分の負け、自分の負けは相手の勝ち」の戦いだけど、 ...