2014-11-12

エスパーというほど超自然的な何かではなくて

国語リーディングが極まってくると、共感覚的な何かに触れることって、あると思う。

身近な例で言えば、

 ・小説を読んでいると、リアルに音声(会話だけでなく、砂利道を走る音、ざわめき、等々)が再生される体験をしたことがある。

 ・評論を読んでいると、キーワードが「光って」見える。

 ・文章を読んでいるとき、ふと気づくとあり得ないような速度でページをめくっている。ものすごく集中しているとき。そういうときは、

  どうやら、一語ずつを目で追っているのではなく、それを書いていた筆者の「意識の流れ」のようなものを追体験しているみたいな感覚

 ・短歌とか俳句に、ときどき「あり得ないほど」感動する。一瞬で映画を全部体験するみたいに、一瞬で感動が押し寄せて、去っていく。

 ・びっしりと文字が書かれた書類の一箇所のふっとした誤字に一瞬で目が止まる。「多分この辺にあるだろうな」と思ったところに誤字がある。

  音楽不協和音が一瞬にして感知できるように、言葉の波の乱れが一瞬で感じられる。

…などなど。せいぜい「セミプロクラスくらいの自分でもこういった感じはあるので、多分「プロ」の人なら、もっとすごいエピソードがあるんだろう。たぶん。

http://anond.hatelabo.jp/20141111133031

記事への反応 -
  • 知人の話なんだが、文章を読むと大体書いた人の年齢、性別、生きていた時代がわかるというんだ 興味深いのは、本人が言うには文章を読むときに頭のなかで声に変換されるらしく、そ...

    • 国語のリーディングが極まってくると、共感覚的な何かに触れることって、あると思う。 身近な例で言えば、  ・小説を読んでいると、リアルに音声(会話だけでなく、砂利道を走る音...

    • ラノベの作者なんてだいたい性別は分からないし年齢も発表されてないのによく分かったな。

    • 会話内容で家族の社会ランクが予測できるって言うのなら自分もある。意識して練習してたら出来るようになった。

    • 女名前で古風な文章を書くので、よく老女と間違われる若い男性の文学者が、義太夫の人間国宝には性別・年齢・職業を当てられた、というエピソードを読んだことがある。 義太夫語り...

    • 話はズレるけど、 昔の外国のミステリとかだと筆跡鑑定が出てきて、 現実でも、本当に当たってるんだろうか??と思っていた。 日本ではそういうのなさそうな感じだったな…サカキ...

    • マンガなんかだとある程度わかるような気はする。

      • エロ同人の無断転載サイトで漫画だけ(前書きの類は無視)を見て、これ女性作家っぽいなーと思って作家名サークル名なんかで調べるとほぼ合ってる。 (単に女性っぽく見せかけてい...

    • かなり前の話だけど、チャットでネカマするのにはまってそれなりにリピーターもついてモテテた時期があった。 ある日ルームに入ってきた人が「出会い系のサクラを募集してる」とか...

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