2013-11-27

院生哀歌

研究第一と いいながら 一生懸命 実験し 帰りはいつも 午前さま 

土日も研究 当たり前 たまの休みが 取れたとて 分野の進歩に おくれじと 論文読みの 他に無し 

趣味や遊びの 能も無し いきがいは 研究なんだと いいきかせ 今日大学に 出てくるが 実は違うと 知っている 

さら就職 恐いだけ 思えば学部 時代から ろくに遊べぬ 毎日よ 頑ばりゃ後で 得すると 馬鹿妄想 支えにし 学んだ結果が こうなのか 

遊んだ奴が 馬鹿にする 専門馬鹿と 言ってくる 悔しいけれど 本当だ 研究以外 能が無い 

高校も 大学も女は 姿無し 恋を一度も 知らぬまま ふと気がつけば 三十路前 結婚などは 夢の夢 

嗚呼 高校時代に 帰りたい 理系クラスに はいらねば 我の人生 くさらじと 思うは 敗者の 戯言か

  • 学のある人は他人に勉強を教えるのに抵抗ないけど、 搾取体制の上に居る人は絶対にそれを外に漏らさないからねぇ。 真面目さだけが取り柄なんて人は、もう人生諦めた方がいいよ。 ...

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