私が幼い頃、母が私にしたちょっとした行為。あれらは「よくあること」なのだろうか。
私はよく転んでかさぶたを作る子どもだった。母はかさぶたが出来ると喜々として「剥がさせて」と言ってきた。
うまくいく時はいいが、まだ治りかけの組織とかさぶたがひっついている時は痛くてしかたなかった。
「剥がさせて」と笑顔で言われ、はじめは母が喜ぶので私も喜んでいたが、次第に「痛いからやめて」と断るようになった。
断っても、「いいじゃない」と剥がされることもあった。
まだある。私は母の趣味で髪を長く伸ばしていた。
その髪を母はいつも結ってくれていた。額の皮がつっぱるくらいぎゅうぎゅうに結う。
「痛い」と言うと、「きつく結わないとほどけるんだから、しかたない」と言われた。
髪をほどくとしばらく毛根から少しだけ髪が立っていた。
そういえば、お菓子をつまみ食いする、ぐずぐずして支度をしないなどの理由でよく頭を叩かれた。
ささくれが出来ると「ささくれは親不孝者にできるのよ。あんた親不孝者だからそうなるのよ」と言われた。
私は小学校高学年まで寝小便をする子どもだった。そのこともよくからかわれた。今でも言われる。
背が低かったので、よく「小人症なんじゃないのか」と父にも言われた。
虐待というほどではないけど、あれって普通なのかなと疑問に思うことが多々ある。
小さな出来事を気にしすぎているのかもしれない。
それに「これってあるある?」なんて人に聞けない。
いちいち傷ついていた自分が悪いのか、親がおかしいのかわからない。
誰にも言えなくてもやもやする。
お母様、わりと変わっていると思います。 お書きになったことだけ並べると、虐待のようにも感じられます。 あなたの感性が一般的かと思われます。