2012-11-28

護憲派がたまに放つ「憲法九条世界中で評価されている」的主張について

しかし、護憲派の中で一点だけ理解できない主張がある。それは、護憲派の下記のような主張。

憲法九条世界中尊敬されている、評価されている」

最近ネットじゃあまり見なくなったけど、今朝、デーブ・スペクターが上のような事を抜かしてた。

はっきり言うが「そんなわけねーだろ」の一言で終わる議論である

だって、本当に評価されてるなら、日本よりも改憲ハードルが低い外国は、今頃、憲法九条のような条項を、自国憲法に盛り込んでるはずだ。取り込んでなくても、そういう政治的活動の動きが見られるはずだ。

しかし、外国人間は、実際に「憲法九条を自国憲法に!」なんて行動してない。憲法九条を評価している外国人が、自国で政党を作ってるのか? 憲法九条を自国憲法に取り入れる政治活動をしているか? 1議席でも取ってるのか?

せめて、そういう動きが複数の国で確認できてから言えよ。世界的に見れば、クールジャパン以下の認知度でしか無い憲法九条に、箔を付けたいってのは分かるが嘘はいけない。「世界中で~」なんて世迷言を抜かすな。

そもそも護憲派って、「世界平和」を唱えながら改憲派を「ネトウヨ」だの「ファシスト」だの「ナチ」だの「軍国主義者」だの罵声を浴びせることが多いし。同じ国の市民すら、政治思想が異なるという理由で嘲笑を浴びせる人間が「世界平和を!」とか主張しても、それこそ誰も信用しないが。

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