2011-12-27

http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-2153.html

僕が小学生だった頃は、友達ファミコンの話ばかりして、友達の家でファミコンをするのが楽しかった。

ちょっと風変わりなテクニックから裏技バグ技まで、ほとんどは口伝えだった。

攻略本というのはたいていは高価だったし、旬から一歩遅れて発売されてた。

ソーシャル機能なんかなくたって、友達とつながる快感があった。

そこには確かに、ソーシャルネットワークがあった。

あの頃は、友達がいないゲーマーはいなかったと思う。

攻略本が、僕のソーシャルネットワークを殺した。

攻略本ネットに殺された。

友達がいないゲーマーけが残った。

あるいは僕のように、ゲームに没頭すれば、誰かに繋がれるような錯覚を信じて、コントローラを握るパブロフの犬が残った。

僕はテレビゲーム卒業した。

条件反射が解けちゃったんだな。

思い出のゲームの中で、美味い魚だけを獲ってジジイに食べさせてるとジジイが回復するエピソードがあった。

僕にとっての、ゲームは不味い魚、いや死んだ魚みたいなもので、これを獲り続けてもどこにもいけないと悟ってしまったんだ。

  • 旧世代ゲーム企画屋が、携帯ソーシャルゲーム遊ぶと何を思うか。 http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-2153.html

  • どれもこれもお前個人の問題じゃん。いちいち一般化しないでくれよ。 旨い魚のいる所へちょっと移動すりゃ良かっただけなのに、不味い魚ばかりになったと分かりきってる所から一歩...

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