2011-08-04

8月11日よりあとの世界

小さな小さな話ではあるが、8月11日はちょっとした変わり目となる。

彼らはすでにアップをはじめていることだろう。

今のうちに、予測ぐらいしておきたい。

任天堂が値下げする3DSの話だ。

任天堂えげつないことやってんだよ」とは、確かに聞こえる。

だが、任天堂ほど長い間「風評被害」にさらされている企業も、なかなか見ない。

少し気の毒になってきた。

ちょっと振り返る。

ニンテンドー64には、ライバルがいた。

ライバルは、64……というより、任天堂が販売しているハードは、「おこちゃま向け」というイメージを広め、それに成功した。

ゲームキューブは、敗者としてのスタートだった。

勝者はそれほど相手にしなかった。

なので、勝者の周りが勝手に「ゲームキューブには、ソフトが少ない」と広めてくれた。

任天堂は、DSで復活した。

ライバルはそれが気に食わなかった。

DSには「ゲームらしいゲームがなくなった」と強がった。

ゲームらしいゲーム」をつくるメーカは、「DSでは、任天堂以外のソフトが売れない」とぼやき始めた。

セブンイレブンでは、セブン&iのPB商品しか売れない」とは、聞こえてこない。

任天堂Wiiで羽ばたいた。

ライバルには、多くの仲間がいた。

Wiiがスッポ抜けさせ、テレビを壊し、窓ガラスを割った。

Wiiリモコンは、重たいシリコンを被って、その内飛ばなくなった。

本当にそんな事例が「たくさん」あったのか? 今となってはわからない。

8月11日は、またちょっとした契機となる日だ。

私が想像するのは、「値下げをした分、故障率があがった。」

任天堂ハードが頑丈という伝説は、もはや消え失せた」というシナリオだ。

彼らにはたくさんの仲間がいる。

別に彼らが手を下さなくても、そのへんのブログからまた、煙が上るのだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん