2011-03-07

「性行為のとき、思わず放屁しまった時」の告白

恥の多い生涯を送ってきました

と言いますのも、私は性行為の時に、思わず放屁してしまうことが6度ほどもございました

フィニッシュの瞬間というのがそのうち4回でございまして、

残りの2回のうち、1回は行為の中盤ごろ、

残りの1回はなんとお互い体を逆向きにする前戯中にぶっこいてしまったのです

(相手のもろ顔近くで放屁をしてしまったのです

恥の多い生涯を送ってきました

フィニッシュの瞬間に放屁した場合、その音は意外に相手に気づかれない場合が多いです。

それは相手の声や、ベッドの軋み、ガゴンガゴンと折りたたみパイプベッドの音の

おかげだと思われます

(それか、相手が気づかないフリをしているだけかもしれませんが)

終わった瞬間(そして放屁した瞬間)、私は必ず笑ってしまいます。

相手は何で笑っているのかわからない様子でございますが、

じきにその臭いで勘付かれてしまいます。

その頃に私は計算したようにトイレへ行き、そのずるい体を隠し、

そして心の中で神に懺悔します。

部屋に取り残された彼女は私の放った悪の肛門臭をかぐことになり、

彼女にとっての美しい行為がどす茶色い思い出へと変わってゆくことになります

恥の多い、恥の多い人生を、歩んできました

次生まれ変わる時は、放屁を我慢する括約筋を、

神にお願いしたく、思っている次第でございます。

自分はことし、三十二になります

白髪がめっきりふえたので、たいていの人から、四十以上に見られます

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