恥の多い生涯を送ってきました。
と言いますのも、私は性行為の時に、思わず放屁してしまうことが6度ほどもございました。
残りの2回のうち、1回は行為の中盤ごろ、
残りの1回はなんとお互い体を逆向きにする前戯中にぶっこいてしまったのです。
恥の多い生涯を送ってきました。
フィニッシュの瞬間に放屁した場合、その音は意外に相手に気づかれない場合が多いです。
それは相手の声や、ベッドの軋み、ガゴンガゴンと折りたたみパイプベッドの音の
おかげだと思われます。
(それか、相手が気づかないフリをしているだけかもしれませんが)
終わった瞬間(そして放屁した瞬間)、私は必ず笑ってしまいます。
その頃に私は計算したようにトイレへ行き、そのずるい体を隠し、
部屋に取り残された彼女は私の放った悪の肛門臭をかぐことになり、
彼女にとっての美しい行為がどす茶色い思い出へと変わってゆくことになります。
次生まれ変わる時は、放屁を我慢する括約筋を、