2010-12-15

表現規制について。石原都知事を叩く前に留意しておくこと。

漫画アニメが好きで、本当に表現規制に反対したいのならば石原都知事を叩くな。

こう言うと石原都知事のファンだとか表現規制賛成派だとか…そういった部類に思われそうだが、正直なところ私も都知事は嫌いだ。

要するに都知事を叩くことで逆効果になりうるのでないか、と危惧している。

ここで「規制賛成派の立場」で考えることなど難しいので、相関関係が似ている架空条例をでっちあげて考えてみよう。以下の内容を仮定してみる。

リア充イチャイチャ子どもに悪影響を与えるという世論がある

議員の大半はオタク層であり、あなた都議会議員である

リア充を蔑視する風潮がある

その状況で「カップルのイチャつく行為を規制する」旨の条例案が出た。

もちろんカップルたちは大反論するが、多数の議員条例案に賛成している。

あくまで仮定なので細かいことは気にしない事にしよう。というかさせてください。

この状況下においてリア充は以下の行動をした

Webサイトなどを用いた問題の周知活動

署名活動

議会に対する嘆願書の提出

しかし、議会条例を可決。反発はさらに強まる。

リア充たちはこぞって議会を批判し、オタクである都知事についても批判した

ここで、一部のリア充によって「条例に反対するために集団で性行為を行う」というイベントが企画された。

もちろん、この内容は条例で摘発すべき内容である

今、あなたを含む議員らは条例は当然のことだと思っているし、一部の議員はさらに規制を強化することすら考えている。

この状況で以上のようなイベントが行われたら(条例案に賛成している)あなたリア充に対してどのような感情を抱くだろうか?

嫌悪を抱くことによって「さらに規制をすべきだ」という意見に達してもおかしくはないだろう。

以上、自分でも訳の分からない事を書いたがある程度伝わっただろうか。(オタクと対立するという意味リア充を用いたが深い意味はない。)

すでに分かっておられるとは思うが、「条例案」は表現規制条例モデルにしている。

最後の方の「条例に反対するために集団で性行為を行う」イベントは「石原オンリーイベント」をモチーフにしている。

実は書いているうちに頭の中がゴチャゴチャになってきた。このままでは結論が書けないので、疑問を投げかけて終わりにしよう。

規制派の感情を刺激した表現規制が無くなるのか?

同性愛に関しても規制すべきだという意見がある中で、石原オンリーイベントの開催は何をもたらすのだろうか?

以上です稚拙な文章と意見にお付き合いいただきましてありがとうございました

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん