2010-02-03

たぶん、人生日記という物を書くのが初めてだ。改稿変だし、チラシの裏だが書く。


一昨年の高校最後の夏休みの初めに人生で初めての受験をする事を決意した。親からは驚かれた。

その時まで自発的に勉強した事もなかったし、高校も面接だけのところを選んだし。

中学高校のクラスでも最下位に近い実力であり、何より勉強が嫌いだった。


そんな自分勉強をしようとしたのだ。

いざ「受験勉強」というのを取り込もうと思っても何をしていいかわからなかった。

今思えば当然だった。今まで勉強という事に対して真面目に取り組んだ事がなかったからだ。

中学レベルの知識すら自分にはなかった。副詞形容詞形容動詞意味すらわからなかった。

それでも参考書を買い漁り、それに書いてある内容の熟読を試み、シャーペンを走らせた。

そんな馬鹿な俺でも必死にやったお陰か、クラス定期テストで上から2番目になれた。

人達には驚かれたし、先生勉強の事で始めて褒められた。自分でもよくやったと思ったし嬉しかった。


そんな幻想に浸っていた私の優越感は全統模試によって吹き飛ばされた。ほとんど解けなかった。

学校単位で受けていたので学年の中では上位だったが、全国レベルでみると標準の下の下。驚愕した。

それでも勉強に対して諦めきれず、去年のセンターに挑むも惨敗。

私大も幾つか受けたが結局地元の俗に言うボーダーフリー大学にしか受からなかった。

号泣した。自分はこんなものだったのかと。あれだけやってこの結果かと。やっぱり俺はどこまでいっても馬鹿だと。

諦めきれなかった。だから私は両親の同意を得て浪人をして、国立を目指す事を決意した。

その時決めた。この一年間は一人で生きていこう、友達を作るのはやめよう、受験一本でやっていこう、と。


夏休みぐらいまで自分を必死に追い込み勉強した。予備校で何度も周囲に声をかけられたが見向きもしなかった。

だけど不思議とやる気はあった。自分はまだ可能性がある。まだやれる。この頃はパソコン漫画などに目も向けずひたすらに勉強を続けた。

先に大学に進学していった友人達、先輩や後輩も皆応援してくれた。お守りもたくさん貰った。とても嬉しかったしやる気もあがった。



そして夏休み終わりの記述模試。結果は去年に比べて毛が生えた程度。この頃から自分に対して失望し始めた。

勉強もし続けたがやる気がどんどん失せていった。毎日通っていた予備校自習室も徐々に行かなくなっていった。

鍵付きのタンスに封印していたパソコンを起動させて、暇をつぶす事も増えてきた。

冬も間近に迫った最後の模試の結果を見て、完全にやる気がなくなった。目の前が真っ暗になった。

その時に思った。そうか、自分には勉強は向いてないのかもしれない、と。

徐々に行かなくなった予備校はほとんど行かなくなり、家で現実逃避する日がいくらか続いた。

センター間近だというのに、周りの受験生は必死だというのに、皆が遠くで応援してくれているのに、

やる気が沸いてこない。何もしたくない。死にたい。もう生きたくない。そんな事を思ってた。


結果は惨敗。しかし、この日を境に再び勉強をし始めた。何故だかわからないけどやらなきゃいけないんだと思った。

運のいいことに、センター利用で出していた日東駒専レベルの私立(去年落ちた)が何故かA判定が出ていた。

そして今に至る。昨日それより少し上のランク入試を受けてきたがたぶん落ちてる。そしてこれからも入試が続く。

国立足切りが無く、二次比率の高い所に出したので可能性はまだある。E判定だけど。




なぁ増田よ。俺はまだ自分に対して賭けてやってもいいのかな?

俺はもうどうしたらいいんだよ。

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