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(魚拓)
「謝罪しなさい!」 ベルリンに響いた ”700回要望集会” oh my news 記事入力 2006-03-16 18:14
「謝罪しなさい!アヤマレ!エントシュルリグング!」
「賠償しなさい!ホショウシロ! エントスェデーグング!」
「日本軍慰安婦問題解決のための要望デモ」が 700回を迎え、15日(現地時間)、 ドイツベルリン動物園近郊のブライトシャイド広場で、日本の謝罪と賠償を促す合同デモが開かれた。
在独韓国女性会、在独平和女性会、世界韓民族女性ネットワーク、ベルリン日本女性会の主催で開かれた今回の行事には、雪が溶けていない肌寒い気候にもかかわらず、ベルリン居住の同胞をはじめ、日本人、ドイツ人など80人余りが集まって、日本軍性奴隷被害者に対する日本の積極的対応を要求した。
今回の行事の共同司会を担当した在独平和女性会のハン・チョンノ代表、ベルリン日本女性会のキオ米代表は、「過去14年間の要望デモにもかかわらず、日本政府は黙殺無返答に一貫している。」と批判し、性奴隷被害者問題解決のための活動に積極的に参加することを訴えた。
特に二つの代表は、「被害女性たちは日本政府から今まで一度も正式な謝罪を受けたと感じていないし、日本側の真の謝罪とそれに沿う当然な補償がなければならない。」と主張した。
開催場所で会ったドイツ人クラウスさんは、「韓国人妻と結婚して韓国をよく訪問しているうちに、この問題に関心を持つようになった。私が一番残念に思うことは被害女性たちに時間があまり残っていないということだ。彼女たちが死亡する前にこの問題が解決されてほしい。」と行事に参加した所感を明らかにした。
また、過去にベルリンフムボルト大学で韓国学を講義したことがあるピヒテ前教授は、「もっと多くの韓国人、日本人が、今日のデモに参加できないのが残念だ。」と言い、問題解決のために日本軍性奴隷被害者に対する専門的研究と関心が絶対的に必要だということを強調した。
特に、今回の行事にはドイツ人だけではなく、20人余りの日本人が同参して、性奴隷被害者に対する日本政府の責任ある姿勢を積極的に促した。デモ会場で会った日本人留学生Akikoさんは、「日本軍性奴隷被害者に対する話をメディアを通じて知ったとき衝撃的だった。日本の責任逃れは到底聞き捨てられない事だと考え、私にもできる小さな事をしようと思いこの席に出席した。」と行事に参加した理由を明らかにした。
一時間ほど行事を行ったデモ隊は、日本大使館まで30分あまりかけて行進をし、デモを見守る道行く人々に関連印刷物を配布した。行進を始める直前、ベルリン居住の演劇家チョン・オクヒさんが1人パフォーマンスを広げて見せたし、ベルリン居住の同胞2世などで構成された風物は集会の間間に興味をかきたてて、肌寒い気候の中で進行されたデモに活力を吹き入れた。
「謝罪しなさい!アヤマレ!エントシュルリグング!」「賠償しなさい!ホショウシロ!エントスェデーグング!」
30分あまりの行進の末、駐独日本大使館に到着したデモ隊は、「日本の戦争犯罪に対する認定と道徳的政治的責任を要求する。韓日女性団体は日本の決断を要求する。」という内容の声明文を発表し、韓国語、ドイツ語、日本語の3ヵ国語で日本の謝罪と賠償を積極的に要求した。
デモ隊は大使館の前で1時間ほど集会を持った後、声明文を大使館側に伝達することで集会を終えた。デモを準備した四団体は、大使館側から声明文が小泉総理に伝えられるという約束を受けた状態だ。ベルリン日本女性会キオ米代表は、「この問題の解決は日本の当然の任務だ。回避してはいけない。小泉総理に私たちの意向がよく伝えられることと信じる。」と話した。ハン・チョンノ代表は、「女性として決して無視できない問題だ。これから北朝鮮の被害女性たちとも連帯して、問題解決のために努力する計画だ。」と明らかにした。
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駐独日本大使館 「部屋が狭いから一人だけ入って来なさい?」
▲駐独日本大使館
朗読した声明文を日本大使館に伝達する過程でコミカルな状況が発生した。 この行事を主催した四団体の代表らは、当初、日本大使館に直接入ってこの声明文を提出することを大使館側と約束した。しかし当初の約束と違い、大使館関係者は、「狭い部屋の関係で代表4人のうち1人だけが代表として入って来ることができる。」という理解に苦しむ返事を出した。
このような状況に接したデモ隊は、「日本大使館はあんなにも大きいのに部屋が狭いとは!話になるか。」と笑いとヤジを投げ、四団体の代表は4人全員入らなければならないという当初の約束を想起させながら、関係者に抗議した。
代表者たちの抗議に、大使館関係者は大使館内部と慌しく連絡を取り交わした後、「2人だけ入りなさい。」と言い、それでも抗議が続くと再び、「それでは4人全員入って来てよいが、1人だけ話をすることができる。」という寸劇を行った。
大使館関係者に声明文を伝達したハン・チョンノさんは、「広い部屋ではなかったが4人を受け入れるには十分な空間であり、当初一人だけ発言をすることにしていたが、4人全員一言ずつ要求事項を言って出てきた。」と伝えた。 (イ・ジヒョン記者)