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2024-05-31

anond:20240531062900

くまさん

中国OEMに電動パワートレインユニットを納めている中国生産しているティア1メーカー技術者

日本ではOEMでパワートレイン生産技術をやっていた

中国日本の違いは?

中国日本だけでなく日本と他の国というところだけど、日本NG品を作らない製造方法

中国欧州含めてその他の国は不良品を出荷しなければ良いという判断

不良品が出たら捨てた方がトータルで安いんじゃないの?というのが彼らの考え方

日本効率を非常に重視、サイクルタイムを短縮し、工程を分け、早く生産しようとする

中国工程集約を重視し工程数を減らす

日本ラインを作る、工程ごとに専用マシンが付いて工程集約しない1つの装置に対して1つの加工

中国は少数試作の作り方、5軸のマシニングセンタ2台で加工したり5軸4軸のマシニングセンタ1台ずつで加工したり

加工精度は工程が少ないためかなり高い

もちろんコスト計算したら日本のように工程分けた方が良い

中国のやり方のメリットは?

サプライヤーリスク管理中国は台数保証しない、1台でも100台でも同じ値段

月1万台作るのでラインを作ると5億の投資がいるならばマシニングセンタ並べた方が安くなると考えてる

工程集約するためには設計段階で考慮必要だが中国設計の考え方も違うの?

そんなことはない日本の方が生産性を考えて設計している、中国生産性を無視した設計マニアックな加工をしてる

試作で一品ものを作ってる状態で量産してる

それって儲かるの?

謎。プライスは決まってるけどコストが見えてこない、だからものが作れない大変です!」ってなっちゃ

ものづくりを考えてない設計で何度かサプライヤー支援に行ったこともある

そう聞くと中国のものづくり全然怖くないように聞こえるが?

工程集約にはメリットもある、また設備日本よりも新しい日本の量産メーカーにはないような設備が並んでいて加工精度はよく出る

品質担保としては?

「やり切り仕舞い」という考え方、5軸4軸マシニングセンタを並べて何でも作れるようにする

モデルチェンジスピードがめちゃくちゃ早いので、ラインを作っちゃうと間に合わない

業界で働く人たちは?

バブル時代日本のように「24時間働けますか」なノリでエンジニアオペレータ若いマンパワーはすさまじい

日本大手メーカー標準化作業を進めているので標準化された作業しか知らなくて、生産技術エンジニアは「標準以外のことは分かりません」と言うことになりかねない

中国は「失敗した、こうした、それでも失敗した、そしてうまくいった」と失敗をして学習することを繰り返しているのでかなりスキルが高かった、一般的日本のTier1、OEM生産技術担当者と同等かそれ以上

オペレーターも?

オペレーターだったら「ここをこう変えてくれ」と言うとその場でCAMを叩いて、治具修正して即対応する

CAD前提の運営なのでCAM使用が当たり前、日本みたいに2D図面を使わない

最初中国2D図面の質が低くて疑問に思っていたが実際やってみると2D図面いらなかった

上流の設計からBOMが出てきてそれが調達から営業まで連携出来てる、日本2D図面に変換するのでBOM連携出来てない

中国のものづくりは何が脅威?

投資」と「マンパワー

5軸4軸マシニングセンタの大量投入、最新工場建設

ラインを作って工程分けると精度が出にくいので、製品の精度でガチンコ勝負して「どっちが良いもの作りますか?」と言えば間違いなく中国

精度要求がどんどん上がっているので工程集約しなければ精度保証できない、ラインをつくっていては無理

中国メーカマシニングセンタを裸で買ってきて、生産技術担当人間ロボットインテグレート含めた治具や工具の設計をやる

日本工作機械メーカSIerに投げてる

そういうところのキャリアの差が出てきている

中国ものづくりを分かっていない、素材基準や加工基準がない、面もある

なので「この状態だと精度出せないよ」となることもある、そう指導したときもう夜だったけど「分かりました!明日の朝までに変えます!」と言って対応した

SOLIDWORKS立ち上げて治工具の設計して作り変えたり、マシニングセンタプログラム作ったり全部自分でやる

ポテンシャルはすごく高い

OJTする、全体を見通せる人間とかがちゃん指導に入るととんでもないことになるんじゃないかと思う

anond:20240531062900

観てる途中だけど、これ面白い

門外漢なので部分的にはよく分からんけど、大学機械科だったか何となくわかる

中国企業の試作ベースでそのまま量産やっちゃってるとか、サプライチェーンが動的だとか、そのへんは違和感ない

日本固定化されたラインを組んで安くすることはできるけど、

急速に変化する製品場合は、中国の小ロット生産のまま大量生産みたいな体制の方がうまくいく気がする

テスラ工場動画も、いわゆる日本自動車メーカー工場というイメージとかなり違う

製品自体が高価格帯というのもあるんだろうけど、小ロット生産してるインテリジェントなこじんまりとした感じがある

やっぱり、考え方が根底的に違うんだよな

仮に今の日本若い人がベンチャーでなにかロボットみたいなものを作っても、

それを町工場に持ち込んで、みたいになっちゃうと大量生産はできないわけだけど、

中国だとマシニングセンタがいっぱいとか、試作品の小ロット生産から量産までやるような工場があるわけで、

あとは金の問題になるわけだけど、日本だとそれがないから、そこでベンチャーとか折れちゃうんだと思うんだよな

そうなると、日本イノベーション問題だけじゃなくて、町工場レベルとか、大企業サプライチェーンレベル根底から変えないと、実現できないわけで、

日本大企業が従来の安定した製品を低コスト大量生産することは得意だけど、変化の多い市場技術には対応できないことになる

2024-04-27

anond:20240426193401

ソープに行く勇気と金があるのうらやましいやで

ワイも空白12から猫飼いたくなって工場正社員ないし期間工目指して動いてるんだけど元増田工場の話聞きたいやで

同僚がどんな感じの人か、金属系かプラ系か、実際の作業や肉体的負荷とか、勉強せなあかんこととか聞きたいやで

ちなワイが志望しとるとこはマシニングセンタNC使うらしいやで

2023-02-22

インスタとやらを始めた

なんかポチポチ適当にみてたらオススメ旋盤とかマシニングセンタの加工動画ばっかりになった

映えとやらを意識してかすげえ高送り×高切り込みで加工してる動画が多くて気持ちいいけど見てて怖い

2019-03-21

anond:20190321103116

マシニングセンタはとても高価なので個人ではなかなか購入できない。

金額的に機材を購入できたとしても家の広さや地盤、耐荷重なども問われてくる。騒音問題もある。

基本的には手に入れることのできないものはあまり話題にはならない。

あとマシニングセンタを手に入れて何を作るか?という疑問もある。

2018-10-06

anond:20181006225919

よくわからんけど、普通マシニングセンタみたいなのって平屋の工場におくもんじゃないの?

ビルの5階とかにマシンショップがあるってこと?

anond:20181006225221

俺は4階と5階の天井が抜けて数トンのマシニングセンタとその上に積み上がったもう数トンの本棚が玉突きで落ちてきて42Uのラック6本が床に消えていく寮を運営したいとは思わない

2016-03-28

10年後に半分の仕事が無くなる予想にこの先生きのこるには…知能労働?

この記事とかで

http://diamond.jp/articles/-/88551

三行にまとめると

こういう話なんだが、これ全く逆じゃね?

こう言われる人々が真っ先に淘汰されるだろうってのが今の流れだろ。実際には

大量に集められた情報をつなぎ合わせて、意味を推察する分析は、コンピュータが得意とするところだ。ここ4年ぐらいで爆発的に進化してきている。そう考えると、ここで挙げられている「微妙に高給取りの、中途半端頭脳労働者」、つまり上の下ぐらいが一番淘汰される可能性が高いんじゃないか。

中途半端な知能労働者不要になるのが最初じゃね?

例えば販売員不要になって、コンサルティングが残るという話があるけども、すでにネット通販では「あなたおすすめ」「これを買った人はこれも買ってる」「この作家好きな人はこの作家も好きだけどいかが?」とかおすすめするのが当たり前になってる。

これがリアルに持ち込まれなかったのは情報の集約と、顧客識別問題があったわけだが、これはすでに技術はできた。

あと数年以内にTカード当たりがカード不要顔パスサービスなどと言い始め、顔認識コンビニレジに搭載されて、店員側のレジ端末にその客に対する対応の仕方や、よく買うタバコ銘柄、●×の商品を勧めろ、と言った情報が表示されるようになるんじゃないかと思う。

こうなると、昔は研修研修を重ねて経験によって案内していたような上級販売員の様なことを、一山いくらパート従業員ができる様になる。同じようなことは、経営方針分析などもそうだし、製造業などの方針決定や、製品設計の初期段階における実現性妥当分析などもそうなるだろう。

高給取りの専門家がまずは消える

それから、この手の記事で一番抜けているのは、経営改善コストが高いところから削減されると言うことじゃないのかと思う。そして「代替可能になる」と言うことと「実際に代替される」という所は大きく違うのだが、その読みが足りないような気がする。

改善活動で使われる手法に「パレート分析」って言う物がある。要求度を分析して、要求度の高い順番に並べる。これの目的は影響が大きいところから手をつける対象になる。ここだけみると、コストが高い部門がまず真っ先に改善対象になるはずなんだが、なんで今まで対象じゃなかったか、と言うと代替不能だったからだ。それが代替可能になったとなれば、まずそこから片付ける事を考えるのでは。

と言うわけで、こういう所で「考える力を身につけて創造的な「職種」になる事ができれば生き残れる」というのは全く間違いなのでは。

結局は金の問題なのだと思う。

昔、最先端花形職業として「タイピスト」というのが合った。活字を直接指定するような特殊日本語タイプライターを操り、漢字混じりの文書を直接作成する仕事だった。タイピストはみんなのあこがれで、専門技能者として給与も高かったそうだが、電子ワープロの開発できれいさっぱり消えてしまった。

彼らは創造的な仕事かどうかという話ではなく、彼らが高給取りだったからこそ、そこを改善する為の装置は高く売れるだろう考えられ、資本投資されて開発されたという面があると思われる。

そう言う面では、安全だと言われる筆頭格の医者なども技術さえ開発されたら危ない。高給取りなので、1人の医者に3人分の仕事をさせる装置を1人分の医者給料で売れよく、医師一人分の給料が高ければ高いほど開発に投入できるリソースが増えるわけだから

資本家にもなりきれず、給与所得者という「使われる」立場から抜け出すことができず、一方で単純労働者よりもコストが高い、こういう所が真っ先に狙われるのではないか。

そしてどうなるか? 結局貧者最強?

そしてその結果どうなるかというと、職がなくなる、んじゃなくて、給料が安くなると言うことなんじゃないかと。

高価なセミナーを受講して、苦労して身につける必要があったスキルが、今後はコンピュータ支援を受ければ低賃金バイトでもできる様になる。このとき低賃金バイト給料+コンピュータによる支援システム総合計とコストを比べられることになると言うことになる。

同じ事は、末端の製造業製造ラインでおきている。

だって製造ラインのかなりの部分はコンピュータロボット代替だ。最先端映像認識技術と、ロボットアームを扱えば一瞬で魚の大きさを判別して分別することもできるし、大きさと形状を認識して三枚に下ろすことも可能だし、そう言う装置販売されている。でもそれが現実に使われないのは、そんなものを頑張って入れるよりも、おばちゃんたちを最低賃金で雇った方が安いからだ。

あるいはあらゆる物を数値制御で作り出すマシニングセンタや、立派な研究開発施設をもって一品物ならばあらゆる物が作れる設備がある大企業が、町工場おっちゃんたちを職人職人と持ち上げるのは、お金をかければラインに入れられるが、それよりも彼らは安く挙げるからだ。職人さんたちは頭を下げて依頼しに来る大企業担当者よりもずっと給料は安い。

と言うわけで、中途半端な知能労働者、それこそダイアモンドとか東洋経済とかプレジデントとかそう言う経済ポルノ雑誌をありがたがって読んでいるような層が一番危なくて、彼らは実家住まいでないと生きていけないような薄給で働かされている中の下以下の貧困層競争を強いられる時代になるのでは。

貧者最強…でもなかった。

しかしその貧困層途上国労働力と戦うことを迫られるわけだが、10年後にはまだあるだろうと思う。その頃には政治体制がいろいろな変革を迫られる状況になるとは思うが、その後も、今から20年後、30年後というスパンでみたときも、今と同じく社会に最低限の人権が残る程度だと仮定すると、それでも貧困ビジネスのような物は残るかなと思う。

そのとき(30年後ぐらい?)上流階級になるには、普遍的価値を独占する資本家になるか、時たまおきる新商売の中で先行者利益を独占できるような「強運」(実力ではない)に賭けるか、そんな金持ちの彼らにかわいがられる芸術家宗教家になるかぐらしか方法がなくなってくる、ような気がする。

結論  社会構造の変革待ったなし

結局、に中間層が消え去って貧富の格差が増大するが、今の流れだと自分高所得者層に入れるだろうと思っている人々の多くが脱落してくるんじゃね、と言うありきたりな結論なっちゃうわけだけど、ただそんな社会はいろいろと持たなくなって、経済的な面でも持続的成長は止まるだろうと思うので、額面通りインダストリアル4.0が来るとしてたらここらの前提になる部分はどこかでひっくり返るんじゃないだろうか。

 
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