はてなキーワード: MLMとは
諸君、私はニセ科学が好きだ
諸君、私はニセ科学が好きだ
諸君、私はニセ科学が大好きだ
水からの伝言が好きだ
ホメオパシーが好きだ
ゲーム脳が好きだ
インテリジェント・デザインが好きだ
教室で
テレビで
新聞で
物理学会で
家庭で
剥きになって否定する人間に「たかがテレビだ」と冷たく言う時など心がおどる
パナソニックがマイナスイオンをさらに進化させ、「ナノイー」を売り出した時など胸がすくような気持ちだった
極端な相対主義が好きだ
「信じるという意味なら科学も医学も宗教」と言い捨てる時など感動すらおぼえる
ベストセラーの10冊中3冊を血液型本が占めた時などもうたまらない
根拠もないのに「愛の存在は証明済み」と言い切るのは最高だ
偏狭な科学者がウェゲナーを否定し続けたのを
数十年のときを経て真実で捻じ伏せた時など絶頂すら覚える
毅然と抗ウイルス薬を拒み死んでいく姿はとてもとても悲しいものだ
諸君 私はニセ科学を 不実で厚顔無知の独裁者様なニセ科学を望んでいる
諸君 私に付き従うニセ科学好きの諸君 君たちは一体何を望んでいる?
更なるニセ科学を望むか
糞の様なニセ科学を望むか?
高潔で人の心を大切にし、祈るだけで地球上すべての問題を解決できる絶対者のようなニセ科学を望むか?
よろしい ならばニセ科学だ
だが、2ちゃんねるのようなひどいインターネットで科学教信者の猛烈な批判に耐え続けて来た我々には
ただのニセ科学ではもはや足りない!!
我々はわずかに小数
納豆ダイエットがやらせだっただけで「騙された」などと手のひらを返す連中に比べれば物の数ではない
ならば我らは諸君と私で総兵力100万と1人の善意のMLM集団となる
我らを忘却の彼方へと追いやり、他者の価値観を口うるさく非難する科学狂信者を叩きのめそう
髪の毛をつかんで引きずり下ろし 眼(まなこ)をあけて思い出させよう
連中に子供がいじめられるのは奴らが父親を嫌いなせいであることを思い出させてやる
連中にランドリーリングを使えば洗剤は必要なく地球に優しいことを思い出させてやる
ニセ科学には奴らの哲学では思いもよらない現代科学では説明のできない力がある事を思い出させてやる
1000人の真のビリーバーの集団で 世界をフォトンベルトのゼロ磁場で埋め尽くしてやる
「マコモ風呂 featuring EM菌」作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君
そんなに気にしなくていいんじゃね?
せいぜい金がなくなったり、セミナーで知り合った人にMLMに勧誘されたりするぐらいで、大したことにはならないと思うよ。
俺も友達に何人かアムウェイにハマったヤツが居たけど、勧誘に応じなければどうということはなく、彼らもいつの間にか辞めちゃってたしね。
最初それとは知らなかったんだけど、先輩が「なんか宗教っぽいところ」だと教えてくれた。
料理は普通のものだけど、持ち込みドリンクでその会社の商品を出してくれ、と。
なんだか微妙な濃縮ジュース。見るからにおいしくなさそうだった。
有名どころ(とはいえア○ウェイとかニュー○キンくらいしか僕は知らない)じゃない、比較的無名らしい会社だったけど
化粧品と健康食品という原価の安い商材としての基本は押さえているようだった。
老若男女、さまざまな人々が500人以上一堂に会する。
中にはDSliteを手にした小学生が親に連れられてきていたり、腰の曲がったお年寄りが娘に伴われていたりもする。
テーブルごとにリーダー格の人がいて、そのヒトはなにやら妙なストール的なものをまとっている。
どうやらこれが販売者(代理店)の印のようだ。
握手をして、時には固く抱き合って挨拶をする。ここって日本だよね?
会場のモニターには某南国リゾート地のステキなビデオがえんえん流れている。
何十年もの歴史があるんだね。そりゃ安心だね!ってことか?
他地区のトップセールスレディーがお決まりのスピーチをする。
テーブルでも代理店らしきおばさんと連れて来られたらしい女性の間でいかにもな会話が行なわれていた。
その後料理を楽しみつつショーがあって、ビンゴタイムがあって…なんてのは普通っぽいんだけど
壇上に販売代理店の人たちが集まってのダンスタイムまであった。
まさに宗教的。汗だくでマイクの掛け声にあわせて手足を思い思いに動かしている。
10分は続いただろうか。
それが終わって運動後のお客様たちにドリンクをサーブしているところへ、畳み掛けるように販促キャンペーンの紹介が始まった。
たくさん売ったらこんな景品がありますよーってか。
ご招待への条件クリアにはサプリメント(1瓶5000円)なら100本分、化粧水(1本4500円)なら120本分、
あ な た が ほ ん の 少し頑張るだけで、ステキなリゾートへの旅行をプレゼント!
会場大盛り上がり。拍手の渦。歓声。
○○地区のだれそれさん、と呼ばれて、販売代理店の人が順に壇上へあがっていく。
宣言。
「わたしは今シーズンにXXを△△ポイント分販売します!」
また大きな拍手。熱狂。
誰に売るんだろうか。あてはあるんだろうか。
腰の曲がったおばあさんは使いもしない化粧品やサプリを大量に買わされてはいないだろうか。
DSliteに飽きて会場内を走り回っていた少年は友人を失わされてしまったりはしないだろうか。
そんなことを考える暇もないくらい忙しい中で、僕の初出勤は終わった。