はてなキーワード: 片端とは
面白すぎる…。
元増田の紹介するサイト。「正論一喝!」というタイトルに吹いて大上段に構えた態度に吹いて、エントリに吹いて、それで終わりかと思ったらコメントで果てしなく笑わせられる。
紹介された以外のエントリも、保守よりにヘタレ突き抜けてる。「おたくは病気であり暗く気持ちの悪い除去すべき存在である!」と主張し、「私はインターネットなどやるのでPC上級者とおもわれがちだが、分からないことを聞いても『こんなの初歩っすよ』などと人を見下げ果てたような目線で見るPCオタクと一緒にするな!」と涙目で語り、ノドを痛める男性の前でタバコをふかして咳き込まれると「この小物め!」と心中で毒づき、インターネットは定額制から従量制に変えるのが妙案だ、などと時代の流れを完全に無視した発言をし、盗撮野郎を捕まえたつもりになったら実はカメラと思ったのはiPodで「そんなもの知ってる義務はない!」と逆ギレ、ゲームをする人間を片端から「このゲーム脳!」と罵る………。
手の込んだ新手のジョークブログではないのか? とさえ思わせる捻れっぷり。
確かに一見に値する。
…が、こんなオヤジ、本当にこの世に実在するのであろうか?
林檎を買おうと、果物屋に行った。
ところが、並んでいる林檎はみんな、どれもこれも、虫に食われていた。
よく見てみると、虫の食った痕ではない。人間の歯形だ。
この林檎には一つ。あの林檎には二つ。あの林檎はあちこち囓られて、もう原型を留めていなかった。
いらっしゃい、どれでも一つ千二百円、お好きなのを選んでって、と、果物屋のおやじは言う。
囓りかけの林檎じゃなくて、まともなのは置いてないのか、と、私は聞いてみる。値段はともかく、そっちの方がもっと問題だ。
何をおっしゃいます、みんなまともな、おいしそうな林檎じゃありませんか、何か問題でもあるのですか、と、店主はむっとした表情で聞き返す。
おたくも良さそうなのがあったら、とりあえず囓ってみなさい、と笑って答える店主を、私は怪訝そうに見つめていた。
後ろから、若い男がやってきて、例のかじりかけの林檎を品定めし始めた。
自分と同い年くらいだが、自分とは比べものにならないくらいハンサムな男だった。
そして、例の「商品」の林檎を、片端から、手に取っては囓り、また元に戻し、他の林檎を手に取って囓り・・・を何度か繰り返した挙げ句、店を出て行ってしまった。
店主は、毎度ありがとう、と、にこにこ顔で彼を送り出した。
おや、おたくは、まだ決まらないの?
店主が私に声を掛けた。
決まるも何も、囓りかけの林檎なんて買う馬鹿がどこにいます、と、私はむっとして答えた。
ほほう、ひょっとしておたくも、最近世間を騒がせる「林檎泥棒」のお仲間ですかな、そんな事はお止めなさいな、と、店主は言う。
私には全く意味がわからなかったが、店主の話によると、こういう事だそうだ。
世の中には、どうしても新品の林檎でないと気が済まない、誰かが囓った林檎など食べたくないという、「潔癖性で変態な」連中が一部にいるという。
かつては果物屋でも新品の林檎が当たり前のように手に入ったが、今ではごらんのように、まず見かけない。
そこで、林檎農家の林檎畑に忍び込んで、収穫前の、囓られてないだけが取り柄の青い林檎を盗んでくる連中がその中から出てきて、問題になってるのだそうだ。
もちろん、いわゆる新品林檎「厨」の多くは、彼ら犯罪者共を白眼視している。
「ああいう連中と俺たちを一緒にされちゃかなわんね」と言いながら、昔の、果物屋に新品の林檎が並んでいた日の思い出話を語り合ったり、当時の事をエッセイやイラストや漫画で表現した同人誌を作ったりして活動しているのだが、「絵に描いた林檎」と馬鹿にされて、世間の評判はあまりよろしくないそうだ。
まったく、おたくみたいなのが、ちゃあんと林檎を買ってくれないおかげで、うちらは商売上がったりだ!
私が囓りかけの林檎を買う気がないのを見てか、突然、店主が逆ギレした。
商売上がったりなのは、商売人がこんな態度だからだろう、と私は思う。
私が反論の言葉を口にしようとしたその瞬間、遠くで時計のベルが鳴った。
気が付くと、私はベッドの上にいた。
朝の支度を済ませながらも、あの夢は何だったのだろうと考えてみる。
駅へ向かう道の途中に、果物屋があった。
囓った痕ひとつないピカピカの林檎が、山盛りになっていた。
私は怪訝そうにそれを見つめながら、思わずそのひとつを手に取ろうとした。
あっ、この林檎は、買う前に囓ってはいけなかったのだ。
ふと我に返ると、そんな行動をしそうになった自分が急に恥ずかしくなってきた。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20070622090947
2007年06月24日 tomo-moon ふーやれやれ, これはひどい, バカ コレって夢にかこつけて女を馬鹿にしてるとしか言いようがないんだけど。本人はいいこと言った気にでもなってんだろうな、あー醜い。誰も突っ込まないのが不思議。女はモノでも食いもんでもありません
誰も突っ込んでくれないのではと冷や冷やしてたが、やっと突っ込んでくれる人が出た。「モテ陣営だろうが非モテ陣営だろうが、女をモノのように扱ってる男が少なからずいるのは一緒」という皮肉をこっそり埋め込んで書いてみたんだけど、それを見事掘り起こしたtomo-moonさん、鋭い。
あと、ブクマで褒めてくれた人には悪いけど、私の今回の文章は文章を書くお手本にはあまりならないように思う。その一つとして「怪訝そう」が何度も繰り返されてるのが、後で読み返して気になったし。
「お弁当には海のものと山のものを入れてください」
まなめさんの「料理って数学だよね」も読んだ☆ 一番しっくり来た★ 俺には武器が足りないのか^^; 素材+加工セットのデータベースが小さすぎるorz
それでまた考える★ じゃあ、出来るようになる為にはどうすればいいのだろうか。現存する膨大なレシピを片端から作って経験値を貯めるのはなんだか迂遠だし金がかかろう(sigh) じゃあ範囲を区切ろう。区分として文化圏が有効っぽいので、ここは日本人らしく和食という括りで……いや、はなから和食はハードルが高い。ここはイギリ……だめだー★ 林望「イギリスはおいしい」で「イギリス人は何でも一緒に形がなくなるまで煮る」「塩が足りない。でもたまに多すぎ」(うろ覚え)と書いてあって、「これ、どこの俺の話?(゜д゜)」などと思ったのだった。和食にしよう。和食のレシピを因数分解して要素のデータベースを増やすとしよう。ああ、そう考えると道場の本にあった五種類の命のダシはいきなり要素を提示してくれてたんだなぁ。って何でこんなに料理本読んでて一向にうまくなる気配がないのだろう(´Д`;)
やはり実践だ。実践が足りない。机上演習だけでは防衛力にならん!書を捨てスーパーに行こう。行ってきた。この素材を毎日さまざまに加工することで基礎力をつけるのだ。見ろ、この青々とした大量のピーマン……なぜだー★なぜしょっぱなから応用の利かなそうな脇役素材を、安いという理由で大量に購入するのか!そうか素材には主役と脇役がいるのか☆ 買う前に気づけ!ピーマンが大量にあるので、ここに肉を買ってくれば青椒牛肉糸が……和じゃねぇ!!
食のボーダレスが進む前、和食は地理と季節によって比較的限られた食材で構成され、手法としても完成していたはずだ。まずはそこからじゃないのか。そうですね。それでモヤシか。そうです。
スーパーで買い物する人々は偉大だとつくづく思う♪ 素材オブジェクトには栄養素と味のデータがあって、煮る・焼く・炒める・蒸す・打つ・買うなどのメソッドがあって……メソッドによって味・食感が変わって……ああ、賞味期限なんていうデータも持ってたな。そんなややこしいオブジェクトが一杯あるライブラリーであるところのスーパーから成果物である料理作る。なんて複雑な作業なんだ。仕事帰りにそんなことできん!
訊きたい気持ちはわかるが答えるのに困る質問の最右翼だと思うがどうか?子供やおとんは内蔵レシピが貧弱か、あるいはいままで食べたものにラベリングされてないので「なんでもいい」と答えて、おかん切れる。切れるのは今ならよくわかる。でもおかんは切れる前にイメージする旬の素材、あるいは特売の素材をあげて、どうやって喰うのがその日の気分なのかを訊くのが良かったんではないかと思いました。あとそれにあわせた素材を一緒に買いにいくとか。今おかんのひとはそうやって教育すると俺のような悩む大人を減らせるのではないかとおもったのでした。Φ(.. )