はてなキーワード: フロドとは
それでもMiddle Earthの行く末を考えて、
誰にも属していない、力のないホビットに
あえて役割を与えるというのも彼の考えなのかと。
どちらかというと引きこもり気味の
内気なホビットですので、
(映画ではそのあたりはよく分かりません)
外に出ないホビットに究極の旅をさせる、
と言うのもテーマの一つだと思います。
ヒーローになることを望まない者が、
どこまで頑張っていけるのか、
横ですが
ガンダルフ=ドラエもん
説は面白いですが、原作、映画共にちょっとしっくりこないのでは。
ガンダルフがホビット贔屓だったのは、エルフやドワーフ、人間とは違い、大きな争い事や権力に興味を持たず、農耕を主としてささやかな暮らしの楽しみだけで満足してしまう性格によるものかと思います。
(それこそ、サウロンが実権を握っても、暮らしに影響がなければノホホンとしていたのでは)
”変人”のビルボや目新しい物好きなピピン達ならいざしらず、フロドに旅を、ましてや指輪を背負わした事を、ガンダルフは何度となく後悔したのではないでしょうか。
映画版でも、裂け谷で、フロドが自分が行くと言い出したときのガンダルフの表情は苦しそうで、悲しそうなものでした。
ガンダルフがドラエもん立場で中つ国の種族を見守り、手助けする、という解釈はとてもうまいと思います。
ドラエもんが一人で未来の道具を使えば、全部解決するジャン!というのがまさしく元増田さんの言ですからね。
ガンダルフはフロドを”一人前=主人公=ヒーロー”なんかにしたいとは思っていなかったと。
フロドは十分インテリホビットで、サムに対する主人然たる態度も立派な大人ですしね。
そして、「映画版ドラエもん」の例えはピッタリです。
ドラエもんって、あらゆる事が可能そうな道具を持っていても、危機に対し結構率先して動きません。
(この場合のドラエもんは、”性格上”の問題ですが)
そんな中で、のび太君がまさかの勇気を示し、その勇気に対してしずかちゃんも、ジャイアンも、スネ夫も、のび太がやるなら!と一様に立ち上がります。
ドラエもんの道具が効果を発することもありましょう
けれど、巨大な敵に立ち向かえたのは、そして勝利できたのはのび太がヒーローな事でも、ドラエもんの道具が万能な事でもないのですから。
指輪物語の最後は、ドラエもんのように、
「元通りの日常に戻りました。めでたし、めでたし」
ではないのが切ないですけどね。
他の方々も色々書いていますし、
なんだか釣りっぽいような気もしますが、
あえて質問に答えてみますと、
フロド達を乗せていかなかったのには
いくつかの理由があると言うことです。
(br)
元増田さんの仮説1と4は基本的に繋がっていて、
それが理由の一つになっています。
ガンダルフにとってはOne Ringはあまりにも強力すぎるのです。
他の方も書いていましたし、
映画でも述べていますが、
最悪の事態に至ることもあり得るということです。
(時間については後述)
(br)
またコンドル(鷲)については、
いくつか解釈の仕方があると思いますが、
私は茶色の魔導師によるものというよりも、
ホビットの冒険に出てきた
鷲ではないかと思っています。
ガンダルフの僕ではありませんので、
簡単に物を頼めるのかどうかという事もあります。
(確かホビットの冒険の時には「貸し借り」の話をしていたと思う)
(br)
彼ら(鷲)には彼らの戦いがあります。
リングを届けるのが彼らにとって
果たして最適な選択なのか、
と考えるのも一興かと。
映画でも描かれていたように
Middle Earthのすべての住人が、
サウロンに敵対しているわけではないのです。
(br)
どのみち鷲たちの住処までは
旅をしなくてはならないので、
それ自体も簡単な物ではないはずです。
(ホビットの冒険でも鷲が出てきたのは旅の後半です。)
最後の最後で鷲に乗って出てきたのは
彼にとっても裏技に近い、と言うことです。
(br)
他の方も述べていましたが、
どちらかというと監視役という感じで、
ホビットと必要以上に関わったりするのは
彼の立場からすると
常軌を逸しているというのもあります。
人との関わりも本来なら避けるべきなのかもしれませんが、
(br)
それでもMiddle Earthの行く末を考えて、
誰にも属していない、力のないホビットに
あえて役割を与えるというのも彼の考えなのかと。
どちらかというと引きこもり気味の
内気なホビットですので、
(映画ではそのあたりはよく分かりません)
外に出ないホビットに究極の旅をさせる、
と言うのもテーマの一つだと思います。
(br)
ヒーローになることを望まない者が、
どこまで頑張っていけるのか、
そう考えると最後の最後で
納得できるのではと。
(br)
描かれていますが、
数十年リングの影響を受けていない、
と言う設定もあります。
人がリングに魅了されてしまったことを考えると、
(br)
一つ言えることはガンダルフは万能ではないと言うことです。
実際灰色の時にはサルマンに負けてしまいますし、
交通手段が馬ですから、
移動には制限がかかっています。
(あくまで鷲は裏技ですからね)
彼にとってMiddle Earthの行く末は
関心事ではある物の、
彼の戦いではないわけですし。
(むしろバルログとの戦いなどが
彼の土俵の戦いなのかとも。)
彼にとって可能かつ、
最適と見なした場面に携わることにした、
と言うのも考え方の一つです。
(br)
長くなってしまいましたので、
このあたりで終わりにします。
他の方もおすすめしていましたが、
是非是非原作をお読みください。
映画が10倍楽しめますよ。
原作よりも人に焦点が当てられています。
(br)
最後に:
最終的にドラえもんのゴールは
のび太くんを一人前にすることであって、
のび太くんの替わりに主人公になることではないということです。
劇場版と考えると良いかもw。
他の方々も色々書いていますし、
なんだか釣りっぽいような気もしますが、
あえて質問に答えてみますと、
フロド達を乗せていかなかったのには
いくつかの理由があると言うことです。
元増田さんの仮説1と4は基本的に繋がっていて、
それが理由の一つになっています。
ガンダルフにとってはOne Ringはあまりにも強力すぎるのです。
他の方も書いていましたし、
映画でも述べていますが、
最悪の事態に至ることもあり得るということです。
(時間については後述)
またコンドル(鷲)については、
いくつか解釈の仕方があると思いますが、
私は茶色の魔導師によるものというよりも、
ホビットの冒険に出てきた
鷲ではないかと思っています。
ガンダルフの僕ではありませんので、
簡単に物を頼めるのかどうかという事もあります。
(確かホビットの冒険の時には「貸し借り」の話をしていたと思う)
彼ら(鷲)には彼らの戦いがあります。
リングを届けるのが彼らにとって
果たして最適な選択なのか、
と考えるのも一興かと。
映画でも描かれていたように
Middle Earthのすべての住人が、
サウロンに敵対しているわけではないのです。
どのみち鷲たちの住処までは
旅をしなくてはならないので、
それ自体も簡単な物ではないはずです。
(ホビットの冒険でも鷲が出てきたのは旅の後半です。)
最後の最後で鷲に乗って出てきたのは
彼にとっても裏技に近い、と言うことです。
他の方も述べていましたが、
どちらかというと監視役という感じで、
ホビットと必要以上に関わったりするのは
彼の立場からすると
常軌を逸しているというのもあります。
人との関わりも本来なら避けるべきなのかもしれませんが、
それでもMiddle Earthの行く末を考えて、
誰にも属していない、力のないホビットに
あえて役割を与えるというのも彼の考えなのかと。
どちらかというと引きこもり気味の
内気なホビットですので、
(映画ではそのあたりはよく分かりません)
外に出ないホビットに究極の旅をさせる、
と言うのもテーマの一つだと思います。
ヒーローになることを望まない者が、
どこまで頑張っていけるのか、
そう考えると最後の最後で
納得できるのではと。
描かれていますが、
数十年リングの影響を受けていない、
と言う設定もあります。
人がリングに魅了されてしまったことを考えると、
一つ言えることはガンダルフは万能ではないと言うことです。
実際灰色の時にはサルマンに負けてしまいますし、
交通手段が馬ですから、
移動には制限がかかっています。
(あくまで鷲は裏技ですからね)
彼にとってMiddle Earthの行く末は
関心事ではある物の、
彼の戦いではないわけですし。
(むしろバルログとの戦いなどが
彼の土俵の戦いなのかとも。)
彼にとって可能かつ、
最適と見なした場面に携わることにした、
と言うのも考え方の一つです。
長くなってしまいましたので、
このあたりで終わりにします。
他の方もおすすめしていましたが、
是非是非原作をお読みください。
映画が10倍楽しめますよ。
原作よりも人に焦点が当てられています。
最後に:
最終的にドラえもんのゴールは
のび太くんを一人前にすることであって、
のび太くんの替わりに主人公になることではないということです。
劇場版と考えると良いかもw。
http://anond.hatelabo.jp/20090929024255
仮にそう考えると、エルフの国を出発する時のガンダルフの思考として
パターン1
「数日間鳥を使うのは力の直接行使になってしまうので良くない。しかし一年間歩いて旅をする間フロドに襲い掛かってくるであろう様々な困難を払いのけるために自分の魔法を使い続けるのは力の直接行使にはならない。」
パターン2
「数日間鳥を使うのは力の直接行使になってしまうので良くない。そこで一年間歩いて旅をするフロドについていって彼をを守り続けるけれど、自分が力を直接行使する機会は来ないだろう。」
というものが考えられます。パターン1の思考はめちゃくちゃですし、既にサルマンの裏切りを知っているのにパターン2の思考をするのはただのアホです。
非常に賢いキャラクターとして描かれているガンダルフがここでだけこんな思考をするとは考えにくいので、そうならない為に何か他の要素が必要になってきます。
ガンダルフはサルマンの塔から鳥を使ってエルフの国まで来たけど、鳥を使って火山に行くことは思いつかなかったし、歩いて旅をしている間も雪山を通れないと分かった時もずっと鳥を使うことは思いつかなかった物凄いうっかり屋さんだったという強引な解釈も可能ではあるのですが、そういったガンダルフが底抜けに間抜けであるというような解釈はできれば避けたい所です。
黒の乗り手(指輪の幽鬼)の一つの指輪探知能力は指輪の魔力が使われた時に発揮される。
物語を見ていると、フロドが指輪を嵌めた時に指輪の位置を感ずる様子が描かれているはずだ。
ファンタジー的な解釈でいうと、指輪の幽鬼は指輪に囚われたことでこの世の者ではなくなり、その結果この世を良く見る事が出来なくなったため。
指輪が使われた時に幽鬼は指輪を使った者を見ることができるが、そうでない時には良く見れないということだ。
指輪を使ったシーンでフロドが見た光景が幽鬼が見ている光景なわけ。
フロドは指輪を使うことで幽鬼と同じ世界に入り込んでいるわけだな。
空を行けば余りに目立ちすぎる。
オークもいれば招聘された人間達もいる。
http://anond.hatelabo.jp/20090928013858
>黒の乗り手は自分が支配されている指輪の位置を感じることができる。また、その乗騎は鋭い視力で怪しいものを見つけることができる。
映画では、物陰に隠れている2メートル以内にいる指輪を持ったフロドに気付かず立ち去ってます。また、離れていると指輪がどこにあるのかを知ることが出来ないため、ゴラムを拷問して「ビルボ」「シャイア」という単語を聞き出し、そのヒントに従ってホビットの村を探しています。また、火山の近くでもたもたしているフロドを誰も追って来ないので、映画での黒の乗り手は指輪探知能力が非常に低いです。
http://anond.hatelabo.jp/20090926125708
まず、空を行くと空の黒いのに会う確率は非常に低いです。サウロンは指輪が直接どこにあるかを知ることは出来ていませんので直接狙って接近してくることはありません。また、9人の黒ですが、彼らの大多数はフロド一行が出発するころ馬に乗ってエルフの国付近を探索していることは知られています。さらに作中では、移動中に空の黒いのに出会うことはなく、遭遇するときはいつも空の黒いのが人間の拠点を攻撃している場所に主人公達が居合わせた場合だけです。これらのことから空の黒いのの索敵能力は低いことが分かります。よって、鳥の背に乗って飛んでいても、それを見つけることは非常に難しく、さらに、上から見ない限り背中に人間を乗せていることも分からないので狙われる危険は非常に低いです。
それだけではなく、映画中ではガンダルフは杖を光らせるだけで黒い竜三匹を一度に追い払ってしまいます。9人の黒のリーダーと地上で真っ向勝負になれば大変ですが、空で万が一に出会ってしまっても、竜を追い払うだけなら簡単です。
まず、もともと指輪はフロド「のみ」に託されたものではありません。
裂谷で、4つの種族がその先を会議した結果、その4つが諸共に争いに発展し、唯一蚊帳の外で正気を保っていたフロドが決断を促した事でも
ホビットの精神的な強健さは卓越していると思っていいでしょう。
あのシーンは「ひとつの指輪」が争いを引き出している、というように見えます。
ガンダルフ自身は、ひとつの指輪の支配下たる3つの指輪の所持者ですから、
指輪を葬る旅は秘密裏に行う事を目的としていたので、空から堂々と、というのはないでしょう。
裂け谷でも、魔法使いとホビットが二人で、と言い出したら、その危険性にどこまで他の種族が納得したか疑問です。
中つ国を代表する4つの種族と、新たに脚光を浴びたホビット、という旅仲間だからこそ
旅が認められたのだと思います。
また、ガンダルフ(魔法使い)は、あくまで「中つ国の人々がサウロンと戦うために結びつく」よう指導するべき立場です。
だからこそ、これまで中つ国をリードしてきた種族であるエルフの裂け谷に、他の種族も呼び寄せ、会議を開かせた。
結果として、フロドとサム、二人のホビットにゆだねる形になったけれど、本来はそうした種族同士の結びつきこそが戦いの中心だったはずです。
…と、ここまで書いてふと気付いたことが。
http://anond.hatelabo.jp/20090925211357
空から行くのが甘くないとして、具体的にはどんな妨害があるのでしょう。
魔物ではないでしょうし(竜より強い空の魔物が別に居たら使っているはず)、目から直接攻撃が出る訳でもないようですし(出るならフロドに使っている)。
そしてまたその空からのリスクが高いとしても、エルフの国から歩いて行くというのはとてつもなくリスクは高い訳ですから、それ以上に高いリスクであるとガンダルフが考えた過程が謎なのです。
また、フロドは13ヶ月もの間指輪を直接身に着けている間に徐々に蝕まれていきましたが、一緒に旅をする人々には影響が出ていませんでした。ですから、フロドに持たせて2人でコンドルに乗って1日か2日か知りませんが飛んでいって捨ててくるのなら殆ど精神汚染も無く済むはずです。
ロードオブザリングに映画よりも長いバージョンのDVDがあるのを知って最近また見ました。
その際おかしいなと思う点が幾つかあったのですが、一つだけあまりにも理解出来ない事があるのでお聞きします。
最大の謎
「なぜガンダルフは指輪を火山に運ぶ際、コンドルの背に乗って自分で持っていかなかったのか?」
仮説1の否定 ガンダルフは敏感肌なのか、確かに直接指輪に触れることは出来ない様子だった。しかし、封筒に入れた状態でなら問題なく持っていた。それなら封筒に入れた後バッグに入れて持っていけばいいだけである。また、長時間近くにいることも出来ないのではないかという考えも、指輪を持つフロドの間近で長期間徒歩の旅をしていることから否定される。
仮説2 空から行くと空の魔物に襲われるため。
仮説2の否定 映画では空の魔物はサルマンの偵察鳥と、サウロンの竜が出てきた。しかしガンダルフは偵察鳥の拠点であるサルマンの塔からコンドルに乗ってエルフの国まで逃亡していることから、偵察鳥ではコンドルを妨害することは不可能であることが分かる。また、竜に対しては杖を光らせて追い払えることが作品中で示されている。
仮説3 火山のある土地の大気には、コンドルが近づけない何かがある。
仮説3の否定 火山の噴火している最中に火山の地表まで接近している様子が作品中に描かれている。
仮説4の否定 それならば指輪を持たせたフロドも一緒に乗せればいい。一匹では一人しか運べないとしても、コンドルは何匹も居る。
他にも小さな理由は幾つか思いつきますが、わざわざ、戦闘経験も冒険経験も無いホビットの若者に持たせて地上を歩いて火山まで行く方法を選ぶほどの理由は思いつきませんでした。別に指輪の運搬や処分方法について難しい条件があるわけではないのだから、普通に飛んでいってバッグごと火口に投げ込んでくればいいのにと思うのですがどうでしょう。なぜ300世代分(1万年ほどですかね)も生きてきた彼が陸路を選択したのでしょう?最初から空路を選択していれば殆ど誰も死なずに済んだでしょうに。
※回答は、ガンダルフがどう考えたのか、の形式でお願いします。
余談ですが、サウロン弱すぎますよね。肉体も指輪もある状態でも、指先をちょっと切られたら即死ですからね。攻撃力もせいぜいトロルくらいだし、打たれ強さは登場キャラクター中最弱と。そんなに脆いなら前線出ないで後方支援に徹すればいいのに。王の剣だって別に特別に良く切れる訳ではなく、オークの鎧も上手くやらなきゃ切れてないですからね。そんな普通の切れ味の剣にあっさりやられるくらいなら、指輪と同じ製法で、火山の火でしか変形しない自分用の鎧を作っておけばよかったのに。
それはそうとして、映画は感動しつつ大いに楽しめました。
9/29追記
謎は解けました。
寄せられた情報によると、あの鳥はガンダルフが魔法で呼ぶのではなく、茶色のラダガストという魔法使いの友人で、ラダガストの気が向いた時だけ助けに来てくれるので、ガンダルフが自由に呼べる訳ではないそうです。それならガンダルフは空路を選べるはずがありませんね。
教えて下さった方、ありがとうございました。