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はてなキーワード: ゼーマンとは

2013-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20130603203118

なんで「その行為倫理的に認めるかどうか」に「アートであるかどうか」が関わると思うの?

倫理性を含み込みつつ、かつ芸術価値があるということでしょ。非倫理は非倫理で、だれも「許されるべきだ」なんて言ってない。彼を評価したハラルド・ゼーマンでさえ。

2008-10-09

文学部出身者と物理学のことば

ノーベル賞ニュースの直後からネット物理学キーワードを読んでたんだけど、気づいたことが一つある。

内容の意味が本当にわからない。

今まで、自分はそこそこ頭が良い、書かれた文章で理解できないなんてことはない、みたいにうぬぼれてたんだけど、そんなことはないんだと実感した。他の理系分野はけっこう理解できるのに物理学だけはウィキペを読んでても本当に一言も理解できない。これから先もわかるようになるなんてことはないと達観させられるような意味不明さだ。これはちょっとした絶望だけど、ちょっとした安心でもある。人生の不可能性を知ることは可能性に想いをはせるよりも大事なことだ。まぁ、これは逃げ口上だけどな。

しかし、物理学の用語はなにを見てもおもしろいものばかりだ。語感がいい。「ケマル・パシャ」やら「世界5分前仮説」やら「童子切り安綱」みたいな言葉を呟くだけで快感にひたれる文学部出身者にはたまらない世界。たとえば「ゼーマン効果」「マクスウェルの悪魔」「クォーク」「不可逆性問題」「量子色力学」「チャンドラセカール限界」「ドリフト電流」「ローレンツ力」・・・とにかくいい。書いていくときりがないくらい魅力的な言葉だらけだ。

文学部を無断で代表して言わせてもらう、こういうの大好きだ。なんでこのフレーズの後にこの言葉がくるの?というサプライズ感がたまらない。口に出すだけで気持ちよくなる。だから許してほしいんだ、エントロピー日常会話で使ってみたり、生きる辛さを重力に喩えてみたりする無礼を。翻訳がいいんだろうか、よくわからないけど、とにかくあこがれるフレーズには違いない。なにも知らない文系は羨望の気持ちでもって物理学言葉を盗用する。たぶんこれからも。

もうそろそろ誰も見なくなったと思うので自分の弱小ブログに貼り付けておきました。

ソーカル事件?あれもワクワクしたけど種類が違う気がする。

 
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