はてなキーワード: サトウキビとは
最近何かと話題のTPPだが、先日昼飯一緒になった農水省キャリア官僚が、
隠れた問題点を指摘していた。
もしこのまま調整なしにいきなりTPPを導入すると、
高関税によって保護されている沖縄サトウキビは一気に壊滅するらしい。
サトウキビは、他農産物からすれば「ありえないくらいの高関税」が課されているが、
それが身ぐるみ剥がされてしまう。
で、「サトウキビが超高関税であること」は、実はあまりマスコミでは宣伝されていない。
自由貿易論者も、経済産業省も、財務省も、そして自由貿易の旗手のアメリカも、
誰も問題視してこなかった。
それは、サトウキビへの高関税が、「沖縄への米軍基地負担の代償、最大の経済対策」として
各界が「容認」してきたから、ということ。
保守の「知恵」として、「サトウキビが高くなるリスクより、在沖米軍撤退リスクの方が
はるかに大きい」として、その部分は問題視してこなかった「大人の対応」をしてきたらしい。
台湾併合を宣言してから平定までに数年かかっている。
一方でいろんな「明治の偉人」達が高い理想で善政を布いてみようとしたり、インフラ整備をやり遂げたりする。
そんな人たちも現地人に暗殺されてみたり、反動暴動で「殉職」してみたりする。
でも、心打たれた台湾人の人が記念碑や祠をつくって奉ったりもしている。
日本はサトウキビも欲しかったし、台湾を日本の一部として近代化して、重工業化したかった。
「台湾の土人がぁ!」といいつつも結果的に台湾を近代化する方向へ導いている。
で、日本の敗戦後は中国大陸から国民党の敗残兵がなだれ込んで前近代的な蛮行を行って一時はどん底におちるが
植民地化や蛮行自体は褒められたことではないかもしれないが、道徳的正しさと歴史的正しさは必ずしも一致しないという見本かもしれない。