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はてなキーワード: 精神障害とは

2007-07-26

anond:20070726132804

いや、ヲタ差別は悲しいがしょうがないことだと思っている。差別されること込みでオタやってるつもりなので。

anond:20070726131742とたぶんほとんど同じ気持ち。

問題を感じたのは

精神障害者にだって街をうろついて欲しくない

のほうです。

追記されてるようなので追記。

大学の場合、そこの学生でい続けることが自分にとって不利である場合、他校に入りなおしたり、のちのち学士入学するとかできるよね。

2007-03-24

真剣に言うけど、、

http://anond.hatelabo.jp/20070315083635

今まで読んでくれた人は気付いているかもしれないけど、精神障害を抱えながらでもやってこれたのは、ひとえにプライドが高いからだ。周りの人間になめられたくない、負けたくないとう動機だけでここまでやってきたのだと思う。

そのプライドの高さこそがその病気の症状なんだから、

まともな医者を見つけてそういう癖を緩和していったらいいと思う。

自分だけで自分の精神を解決できる人ってあんまりいないよ。

2007-03-15

ある病人の半生

 小学校の終わり頃に患った精神障害(かなり特殊な神経症のひとつ)に人生を狂わされた。あまりにも早すぎて、まだ碌に人生など始まっていない時期の発症だったから、狂わされたというのは少し妙な言い方かもしれない。ともかく、あるきっかけから発症し、その後の生活は全てその障害に支配されることになってしまった。対人恐怖症に似たもので、自分の内面を知られることや、人と会話することが恐ろしくて、何もできなくなった。たくさんいた友達を全て失って、親や兄弟との会話も難しくなった。なんとか学校には行っていたけど、ずっと一人だった。昼休み図書館の一番奥の席で誰にも見つからないように時間を過ごし、授業が終わると真っ先に教室を出て、近所の公園に向かった。そこのベンチに座って何時間が過ごして、6時くらいになったら家に戻るという毎日だった。いちおう部活に籍を置いていたから、家にはあまりはやく帰れなかった。傍から見たら、完全な狂人のような生活を送っていた。

 これほど苦しいのに、自分の精神に起こっている異常を誰かに打ち明ける勇気がなかった。臆病さに関しては僕の右に出る人はいないだろう。とにかく自分が情けなかった。他人とまともに顔を合わせて話せないほどの重症だったんだ。そんな風に、誰の助けを求めることもできないまま一人で悩み続け、中学高校の6年間を過ごした。

 高校卒業間際になっても病気が治る見込みなんてまるでなかったから、将来どうしていいのか全くわからなかった。大学へ行ったところでうまくやっていけるわけはない。かといって就職できるわけでもない。結局、センター試験でわざと低い点数を取った。そうすれば親に何も説明せずに、浪人というモラトリアム生活を送れると思ったんだ。一悶着があったのだけど、どうしても大学に行きたいからと親に言って、なんとか浪人生活を送ることになった。

 数ヶ月間、何もしない時期が続いた。金がかかるからと言って、予備校には行かなかった。図書館勉強してくると言っては、誰もいない山道をぶらぶらと歩いたり、本屋で時間をつぶしたりしていた。でも、秋頃からはさすがにまずいと思って勉強を始めて、なんとか入試には合格した。とにかく実家から離れたかったからわざと遠い大学を受けて、親にはどうしてもここに行きたいからといって認めてもらい、一人暮らしをすることになった。

 大学へ入っても相変わらず、他人との一切の接触を絶った生活を続けた。でも、ほんの僅かな救いは、中学高校の頃に比べれば病気が少しだけ楽になってきたことだった。少なくとも一人で部屋にいるときは落ち着いて本を読んだり、ネットをしたりできるようになった。掲示板チャットから、数少ない他人との繋がりが生まれるようになった。

 やはり学校にあまり行けなかったから一留してしまったけど、それでもやがて3年の冬になり、就職活動をしなければいけなくなった。たんまりとたまった奨学金、そして今後の生活のために、働かなければならない。そうしなければ生きていけない。今までの学費で親の貯金は全て消えてしまったのだから。

 似合わないリクルートスーツを着て、面接適当に愛想笑いで誤魔化しながら、なんとか一つの会社内定を貰うことはできた。今の僕は、その内定を貰った後、4月の正式な入社を控えている状態だ。2年遅れているから、24歳の大学4年生だ。

 就職はしなければならない。そうしなければやっていけないのだから。でも、とにかく孤独過ぎて、どう言っていいのかわからないほど苦しい。自分を理解してくれる人なんて今後も現れるわけはない。ただの失恋の悩みや、人間関係の悩みとはわけが違う。自分は精神科医ですらほとんど知らないほどの特殊な症例なのだから。こんな自分の内面を理解できるのは、インターネット掲示板でときおり出会う、かけがえのない同病の人達だけだ。顔も知らず、匿名言葉を交わすだけの薄い繋がりではあるけど・・。

 あまりにも世間知らずで、対人接触の経験の無い異質な人間が、健常者にすら過酷なサラリーマン社会に出ていこうとしている。障害者枠で働いていくことも考えたけど、それは自分のプライドが許せなかった。今まで読んでくれた人は気付いているかもしれないけど、精神障害を抱えながらでもやってこれたのは、ひとえにプライドが高いからだ。周りの人間になめられたくない、負けたくないとう動機だけでここまでやってきたのだと思う。

 でも、本当はいまさらどんな努力をしたことろで、健常者とまともに戦えるわけはないこともよくわかっている。身体障害者にはパラリンピックという晴れ舞台が用意されているけど、健常者に混ざって生きる精神障害者には何もない。理解者もいなければ、助けてくれる人もいない。全ての困難を、何の賞賛も無いままに、自分自身の力だけで乗り切っていかなければならない。

 これからも何度も何度も悩むだろう。絶望するだろう。その度に酒を力を借りて誤魔化し、一人でじっと夜明けが来るを待つんだろう・・。

2007-02-20

隔離隔離っていうけどさー

実際にもう障害者、特に知的障害者隔離されてるんだよな、刑務所に。

今の刑務所なんてそりゃもう酷いもんだよ。刑務所内のもっとも単純な労働ですら出来ないレベル障害者達がわんさか放り込まれている。山本譲司だっけか、ヅラを国費で買ったのがばれて捕まった人の獄中記に書いてるよ。彼らは仕方なく刑務所に入ってくるんじゃなくて,むしろ進んで入って来るのだよ。何故なら現実社会刑務所より遥かに差別的で生存権すら保障されないから。一昔前に法律を学んだ身としては、何故に存在自体が心神耗弱或いは心神喪失状態の彼らが有責だとされているのか理解に苦しむのだけれど、彼らには身元引受人が存在しないんで検事は上がってくれば起訴せざるを得ないし、裁判官は証拠のみをみて判断しなければならないので、本人が自白して物的・状況証拠ともに揃っている場合には有罪を言い渡すしかない。勿論ここで帰責性判断が入るのだけれど、心神耗弱であれば減刑したとしても有罪になるし、誰からも見放された精神障害者を心神喪失ではい無罪ですといって放り出すわけにもいかないっていうパターナリスティックな判断にならざるを得ない。

挙句刑期を終了していざ現実世界に復帰したところで一人身の精神障害者に対して宿を提供してくれる場所もなければ生活保護の認定を受けるといった知恵をつけ、実際に足を運んで事務処理をほぼ無償でしてくれる人(例えば後見人とか)もいない(何故なら彼らは元罪人であり、罪人であったという事は精神障害者ではないということだから。)わけで、早晩生活が困窮し、刑務所に入るために犯罪を犯す、しかも最低限の理性は残っているらしく、窃盗や強盗といったわかりやすい犯罪は罪悪感からしないらしいんだよね。勢い単純に考えて誰にも即物的被害が無さそうな非現住建造物放火とかに走ってしまう。なんせ放火は罪が重いから長い間刑務所に入っていられるしね。彼らにとっては刑務所こそが安住の地になってしまっている。それがたとえ定期的に追放されてしまう場所であっても、彼らにはもうそこしかないのだよ。下関の駅放火なんかはこの典型例だわな。

元のエントリ主は17歳だそうだから、この手の現実を理解していない事について非難はしないし、隔離せよという発想自体も今の教育環境レベルを考えればそう責められるものではないとは思う。しかしながら、そのように自らが望むと望まないとに関わらず関係を持ち、考えるきっかけを持つことが出来たのなら、是非ともそのきっかけを大事にして考え続けていって欲しいなと切に願う。

2007-02-09

はてな日記が書けなくなった理由

まいった。いや、本当にまいった

何が参ったかというと、病気になってしまったのだ。いわゆる「うつ病」と呼ばれる病気に。

もともと4年前からパニック障害を発病し、気絶しては人に助けられる迷惑な奴だった。

うつ病という奴は人から「やる気」や「自信」を根こそぎ奪っていく。

そんな状態で、本家のダイアリーはとても更新できる状態じゃない。

最初は本家のダイアリーに書こうと思ったけど、自分がこのような状態になっていることを、いつも見ている人たちに知られたくないと、思いとどまった。

そんなわけで更新が止まりそうです…ってここに書いても仕方ないんだよな。

だけど、この病気になったことで一つだけわかったことがある。

この手の病気で知人友人を何人か失っているから、自分の中で「自殺」、それ自体が禁忌になっていた。それを肯定する村上春樹小説は、その意味で憎んでいた。

でも実際、罹るとそういう問題ではなくなるんだな。

真面目に「死」について考え、今も考えている。

今は薬で抑えているから、こうして文章も書ける。しかし、今までのように物事を考えることができなくなってしまった。

人目をはばからず涙があふれてくるし、淋しくてたまらない。

薬で落ち着いても、気力はわかないし、何を見ても感想をいだけないし、興味がわかない。そんな状態で、仕事も休んで、ずっと寝ている。

たまインターネットをする程度で、あとはぼんやり天井を見ている。

ネットで見るのは精神疾患系のサイトで、おかげでいろいろな精神病に詳しくなった。見すぎるのはよくないと思ったけど、おそらく調べてしまうのは、まだ自分がうつ病であることを信じられないでいるからだ。単なる気のもちよう----そんな風に思いたくて仕方ないのだ。

でも、薬が切れたとたん、再び一筋の光も差さない深海に閉ざされてしまった気分になる。

話は変わるが、時間ができたせいもあって、今まで忙しくて見れなかったアニメを見て過ごした。アニメというのは頭を使わなくていいからちょうどいい。

涼宮ハルヒの憂鬱』もとびとびでしか見ていなかったが、これを機会に全話見てしまった。

以前に見ていたころは、激しいアンチだったくせに、今は批判する気がちっとも起こらず素直に「丁寧なつくりのアニメだなぁ」と思ってしまう。

このことを人に話したら「いい人になった」とか言われてしまった。

もともとは攻撃的な性格だったのに、性格さえ変わってしまった気がする。

でも、ハルヒ長門精神障害者に見えてしょうがない。超能力者とか言ってる古泉は、統合失調症に見えてしまう。

それはともかく一番面白かった回は『サムディ イン ザ レイン』だった。とても不思議な魅力のある回だと思った。キョンストーブを買いにいくだけの話なのに、すごくいい話に思えた。

他にもいろいろアニメ見たのだが、見た先から忘れてしまって、見たかどうかさえ、覚えていなくてこりゃ相当だめだ、と思う。

今は見るのにも飽きてしまったけれど…

あと、自分は以前からこうした心の病について、サイト日記にだらだら書く人が嫌いだった。

以前に、そのことをサイトに書いたら(当然、自分の持病については一切触れずに)、いろいろな反響があった。中にはそんなことを書く自分を冷たい人間だ、と思った人もいただろう。(というか実際いた)

でも書いたのは、過去には摂食障害も経験しているし、パニック障害もあるし、その苦しみを分かっていたからこそ、「死にたい」「欝だ」とか「この苦しみを分かってもらえますかね?」みたいに垂れ流す神経が理解できなかった。

自分が本当に苦しかったとき、その苦しみを人に伝える気には到底なれなかったし、他人には理解できるはずがないと思っていたし、今も当然そう思っている。

もしかしたら、それが今回の病気の発端になったのかもしれないが。

関係のない人をも巻き込んで同情や共感を得たいと思えるうちは、まだ大丈夫だとも思える。

いや、それでも本当に自殺してしまう人もいるから、一概にそれらの人々を批判することはよそう。

だけど、これ以上のことを書くことはないと思う。

ここまで書いたのも、たぶん、これが最初で最後だ。

書いてしまったのは、匿名であれ、誰かに伝えたかったのかもしれない。

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