周りの音が一切気にならず、ただ静寂の中に自分が溶け込む。投票用紙を持つ手にすら何の迷いもなくなる。
候補者や政策を超越して、「真の選択とは何か」に気づく。票を入れる先を一切悩まず、自ずと手が動く。
記入台も投票箱も、さらには他の投票者や立会人とも、すべてが一体に感じられる。
名前を書かないこと、つまり自我から離れ、無名であることが「無の境地」への鍵だと悟る。
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