李徴は人虎の王となり、中国大陸じゅうの虎を従えるようになった
彼らは人々の村や街を襲い、人々が恐れる存在となっていた
その噂を聞き、李徴の元に赴いた袁傪だったが、李徴は、おまえなど知らぬ、とマジで記憶を失っていた
しかし、袁傪と李徴が会話を繰り返すうちに、一瞬過去の記憶がよみがえる李徴、
「俺に!この俺に人としての記憶が残っているうちに!俺を殺せ!袁傪!」
というありがちな展開を迎えるも、懐に飛び込んだ袁傪は再び人としての記憶を失った李徴に逆に殺されてしまう
虎たちの勢力拡大の勢いは衰えを知らず、中国大陸どころかシルクロードを伝って西方まで、虎の勢力圏は拡大する一方であった
人間たちは従属の証として、女豹の顔をしたようじょを李徴に献上した
ロリペドであった李徴はたいそうお喜びになったが、そのようじょこそが人間が女豹のマスクを被った刺客であった