■性欲がなかったら悪意ぶつけられてまで声かけるわけないだろ
ほとんどの女はほとんどの男のことを嫌いだってことを、東京及びその近郊で暮らしてるとひたすら味わい続けることになる。
基本的には拒絶や嫌悪を浴びることになる。
声をかけようとすれば必ずそういう目にあう。
それでもめげずに声をかけられたのは、若さがあったからだ。
切実さや切迫感があったから、傷ついてもまた起き上がることができた。
30代になって、歳を感じることが増えて、日常的に向けられる悪意や拒絶に対し、それでも立ち上がる元気がもう湧いてこない。
こうして閉じられた既存の人間関係の中に閉じこもる東京人は形成された。
世界には何十億と人間がいるらしいのに、数人とだけで完結する世界に生きて、悲しいことだ。
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